18.2.11

植物油の災難

多価不飽和脂肪の研究は多くなされています。

これは損傷した動脈です。これにより、心臓病、ガン、老化、免疫異常、脳の発達阻害がおき、特に繁殖機能と肺に悪いのです。
これらの産業は飽和脂肪を悪魔化するキャンペーンをはりました。動脈の閉塞、ガンの原因、炎症など、なんでも飽和脂肪のせいにしました。そして、これは完全に間違いです。

飽和脂肪は体に非常に重要です。食物からとらなければ、体がつくります。炭水化物から。それで低脂肪食の人は炭水化物にかじりついて飽和脂肪をつくるのです。粘膜、骨、心臓、肝臓も飽和脂肪が必要です。肺は飽和脂肪なしには機能しません。腎臓、免疫、必須脂肪酸、解毒のために必要です。

ヨーロッパでの研究で、飽和脂肪摂取が最少の国では心臓病が多く、飽和脂肪摂取が最大の国では心臓病の羅漢率が低いです








未開地の食事では、多価不飽和脂肪としてはカロリーの4%でしたが、現代食では20%以上です。これが巨大な災難をもたらしています。


これらの植物油を今度はマーガリンやショートニングなどの固形物とするために部分水添という工程を通ります。複雑な添加と漂白の工程をへて最後にピュアーな植物マーガリンができます。そして、大々的な宣伝広告をします。原料は非常に安価だからです。





液体の多価不飽和脂肪は、体のあちこちで制御できない反応をおこします。個体の多価不飽和脂肪は、体内の化学反応を阻害します。酵素やレセプターを阻害します。動物性脂肪を避けて、部分水添された(トランス)植物性脂肪をとると、結果は、生化学的混沌です。あなたの体では、動脈硬化、心臓病、ガンなどができているかもしれません。またホルモンのはたらきも阻害します。
アメリカの政府はついにトランス脂肪は悪いと言い始めました。飽和脂肪と同じぐらい悪い、というのです。実際は正反対の結果なのですが、まだ教育が必要です。スーパーの棚を見ると、バターのおいてある棚はせまく、あとは全部マーガリンやその他のトランス脂肪です。加工食品すべてにはこのトランス脂肪が含まれています。

バターの良い点ですが、牧草飼育のバターにはより大きな利点があります。ビタミンA,E,D,ミネラル、などなど。スーパーの普通のバターにも良いことが多くあります。(39:44)