5.2.11

放し飼いの卵

栄養の伝統(10)

本当に放し飼いにされた鶏の卵とそうでないスーパーの卵には非常に大きな差があります。ビタミンDは8倍、ビタミンAは2倍です。オーガニックと書いてあれば、その間です。バターも、牧草飼育のものと牛舎飼育のものとは色が違い、ときどき着色料が入っていますが、ふつうは白いのが牛舎のもの。牧草飼育バターの黄色いのはビタミンAのサインです。10から13倍のビタミンA、3倍のビタミンDがあります。また、ラードの場合、放牧のものには従来のものの12倍のビタミンDが入っています。100ユニットのビタミンDが大匙1杯に含まれています。これでビタミンD問題は解決です。また、生チーズはすばらしい完全食であり、農夫たちの第一の利益源です。これらのコレステロールと脂肪いっぱいのチーズを怖がらないでください。



脳も臓器であり、栄養が必要です。脳に栄養を与えるものは体にも栄養を与えます。赤ちゃんに特に必要なのは、卵黄とレバーです。動物性食物に含まれる特別なものは亜鉛で、脳の発達に必要です。


前半最後のスライドですが、栄養濃密な食物は果物と野菜だと政府は言います。果物と野菜は食事に使うのは素敵ですが、肉や内臓に比べて栄養濃密ではありません。葉酸、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンCは、りんごやニンジンよりもレバーに多く含まれます。B6とB12は非常に重要なものです。経済が厳しくて肉をあまり食べられないなら、レバーを月に一回とれば、赤身の肉を毎日とるのと同じだけB6とB12をとることができます。果物と野菜についての私たちの観点は、よい脂肪の乗り物としてです。バター、クリーム、ラードをのせると素晴らしく栄養濃密になります。これで前半(パート1)を終わります。
パート2へつづく