たぁいへんお久しぶりとなりました!
先回ご案内した新サイトですが、こちらも、最近やっとダッシュボードに入れるようになり、
さまざまな更新を行うようになりました。
なので、毎日、見た目が変わりますので、
ご注意、お願いいたします。。
新しい投稿(アナウンスメント)があれば、こちら(当サイト)にいたします。
それでは、いろいろとご迷惑おかけしておりますが、
今後とも、よろしくお願いいたします~
Shaun's Village
自閉症に有効な食事療法であるGAPS(腸心理症候群)栄養療法、その他、関連する内容の翻訳資料をご提供します。自閉症の生化学的介入にご関心のある方は、ご参考になさってください。すべて翻訳ですので、質問や詳細は、それぞれの著者、講演者、ウェブサイトををご参照ください。
17.11.16
9.9.11
Bone Broth: Heal Your Gut and Lose Cellulite!
Bone Broth: Heal Your Gut and Lose Cellulite!
骨のスープで、腸を直し、セルライトすら落とせる!
とのことです・・・
私も、ほぼ毎日骨のスープを飲んで(食べて)います。
手に入りやすいものとしては、
骨付き鶏モモ、手羽先、手羽もと、豚骨、牛テール・・・
あとは、お魚でもOKです。鯛をまるごと煮ると美味ですね~(後の処理が大変ですが・・・専門家はどうしているんでしょう?つまり、料理人の方々・・・)
これらの骨や骨付きの部分をコトコト、塩を適量入れた水で煮ます。
骨の場合は、肉のときより長く煮ます。2,3時間ぐらいかな?
人によっては、一日中煮るということもあるようです。
こうやってできた肉のストックに、野菜や、イロイロ、思いつくものを思いつく組み合わせで入れて、また加熱し、柔らかくしてGAPSスープのできあがり!です。
骨付き肉のスープは、GAPSの患者さんたちが、毎日、毎食とるべきものです。
腸を治す!
これがあらゆる病気(心理、精神系も含め)を治す基礎です。
骨のスープで、腸を直し、セルライトすら落とせる!
とのことです・・・
私も、ほぼ毎日骨のスープを飲んで(食べて)います。
手に入りやすいものとしては、
骨付き鶏モモ、手羽先、手羽もと、豚骨、牛テール・・・
あとは、お魚でもOKです。鯛をまるごと煮ると美味ですね~(後の処理が大変ですが・・・専門家はどうしているんでしょう?つまり、料理人の方々・・・)
これらの骨や骨付きの部分をコトコト、塩を適量入れた水で煮ます。
骨の場合は、肉のときより長く煮ます。2,3時間ぐらいかな?
人によっては、一日中煮るということもあるようです。
こうやってできた肉のストックに、野菜や、イロイロ、思いつくものを思いつく組み合わせで入れて、また加熱し、柔らかくしてGAPSスープのできあがり!です。
骨付き肉のスープは、GAPSの患者さんたちが、毎日、毎食とるべきものです。
腸を治す!
これがあらゆる病気(心理、精神系も含め)を治す基礎です。
19.7.11
脳は脂肪でできている?
ナターシャ先生とドナ・ゲーツのインタビューつづき
http://www.youtube.com/watch?v=ylju4YQcDi8&NR=1
I:私の息子は、隠れて冷蔵庫のバターにかじりつきますが・・
D:彼らは脂肪が必要なのです。生の脂肪が必要で、それによって発達中の骨にミネラルを運ぶのです。大人でも必要です。骨粗しょう症になりたくありませんし...。
また、脂肪についてですが、脳が脂肪を必要としています。母乳の50%は、生の脂肪です。
また、脂肪についてですが、脳が脂肪を必要としています。母乳の50%は、生の脂肪です。
N:脳は脂肪でできています。脳の乾燥重量でいえば、多くが脂肪です。脳の乾燥重量の12%は、アラキドン酸という、ある特定の脂肪酸です。
アラキドン酸は、バター、卵黄、動物性脂肪からとります。毒素負荷の子供、自閉症に限らず、統合失調症、うつ病、その他多くの心理、精神障害の人たちは、たくさんのアラキドン酸を失っています。
毒素と体内の炎症のため、それが細胞膜から漏れ出すのです。文字通り、重篤なうつ病、強迫神経症、統合失調症の人たちの脳のMRスキャンを行うと、脳が縮んでいるのです。脳の縮小化です。脳細胞を形成している重要な物質がたくさん漏れ出ているからです。それで、子供たちはアラキドン酸を多く含むものが必要です。鳥の皮、ポークの脂、ビーフの脂、バター、チーズ、卵黄などなどが必要です。
アラキドン酸は、バター、卵黄、動物性脂肪からとります。毒素負荷の子供、自閉症に限らず、統合失調症、うつ病、その他多くの心理、精神障害の人たちは、たくさんのアラキドン酸を失っています。
毒素と体内の炎症のため、それが細胞膜から漏れ出すのです。文字通り、重篤なうつ病、強迫神経症、統合失調症の人たちの脳のMRスキャンを行うと、脳が縮んでいるのです。脳の縮小化です。脳細胞を形成している重要な物質がたくさん漏れ出ているからです。それで、子供たちはアラキドン酸を多く含むものが必要です。鳥の皮、ポークの脂、ビーフの脂、バター、チーズ、卵黄などなどが必要です。
16.7.11
解毒を助ける
I: 何かネガティブな反応(ダイオフ、個体激減減少、後退現象、メンケン反応etc。訳者注)があるということは,食事法が効いているという意味にとらえていいのですか?
N:ある意味ではそうです。それは解毒の作用です。自然療法家、ホメオパス、その他の自然療法のドクターたちはこれについてよく知っています。子供について言えば、この反応をコントロール下(耐えられる限度下)に置くことが重要です。
対処法のひとつは、プロバイオテックをほんの少量から導入し徐々に増量することが大切です。その増量のしかたも、子供によって個別に違います。速く次の段階に行ける子供もあり、ずっと長くかかる子供もいます。特に、自閉症の他にてんかんのある子供は、もっとゆっくりに調整します。
多くの自閉症の子供はてんかん症状があります。この思春期に起こるてんかんの背後には毒素があります。
対処法のひとつは、プロバイオテックをほんの少量から導入し徐々に増量することが大切です。その増量のしかたも、子供によって個別に違います。速く次の段階に行ける子供もあり、ずっと長くかかる子供もいます。特に、自閉症の他にてんかんのある子供は、もっとゆっくりに調整します。
多くの自閉症の子供はてんかん症状があります。この思春期に起こるてんかんの背後には毒素があります。
13.7.11
自閉症における有益細菌のはたらき
http://www.youtube.com/watch?v=L10veYssJvA
前回からのつづき
D:発酵食品は何千年の昔から食べられていますが、今は、それを自分で作らなくなっています。「おばあちゃんが作っていたけど、健康にはいいらしいけど、自分では作らない」と言います。それを取り戻さねばなりません。これらは、非常に重要です。生命力にあふれた細菌たちの生きた力が必要なのです。有益細菌の実際の数は知りませんが、とにかく、おびただしい数の有益細菌があり、テニスコートを覆うほどだといいます。
N:そうなんです。腸管を平面に広げると、テニスコート大になります。このコートがバクテリアの厚い層で覆われています。ここに2キロに及ぶバクテリアがいます。これら有益細菌が健康な人には住んでいるのです。人体の細胞よりも数倍多い細胞数です。遺伝的物質も人の体全体より多く、この遺伝的物質は非常にパワフルです。これが人体の遺伝的物質と交互作用し、話し合い、遺伝子の表現に影響します。これがあなたの遺伝子のにかかわります。
人間は、創造(出現)以来、有益細菌を取り入れてきました。水を川や井戸から飲みました。バクテリアいっぱいでした。土壌細菌などです。彼らはタンニンを産生します。タンニンとフミン酸をだします。これらが私たちがミネラルの吸収の自然な方法です。フミン酸は、土壌からの無機質型の金属をキレートします。それはまた、植物が吸収する方法でもあります。
私たちは、水道水を飲むようになりました。水道水は塩素を加えて消毒されています。これらのバクテリアがいません。世界の国々で水道水が導入された直後に虫垂炎の大流行がありました。それがロシア、英国、欧州の国々、シンガポール、中国で記録に残っています。飲み水の塩素消毒が始まると、虫垂炎の大流行が始まるのです。重要なものが飲み水から除去されたからです。塩素がバクテリアを破壊するのです。
26.6.11
消化異常のない自閉症はない
http://www.youtube.com/watch?v=SpmYMo98lYo&feature=player_embedded#at=29
前回からのつづき。
それで、自閉症を治すためには、治療は腸に集中し、その機能をとりもどし、病原体を一掃し、正常な細菌を復活させ、腸の裏地を治さねばなりません。それで、食事法が治療の成功如何を80~90%左右します。なぜなら、人間の消化管は、長いチューブです。ここに影響するものが健康に影響します。なぜ胃腸科の医者たちはそれを理解しないのでしょうか?それで、食事法がナンバーワンの重要な介入法です。
これまで、カゼイン・グルテン除去法が自閉症のナンバーワンの治療法でしたが、これは、数多くの毒素の中のたった二つを解決しようとするものです。ケイセノモルフィンとグルテオモルフィンです。
しかし、ほかにも数多くの毒素があるのです。腸に発生し、血流に流出し、子供の脳へと入っていきます。そのすべての毒素について解決されねばなりません。
cfgfダイエットではそのすべてを解決できません。それで、異なる食事法があります。腸の裏地を直し、正常な細菌叢を構築することです。もちろん、有益細菌がそこに導入されねばなりません。有益細菌は、解毒の能力があります。重金属、水銀などなど、環境から来る毒素要因を中和し、正常な消化プロセスへと持っていきます。吸収し、キレートし、中和します。それで、有益細菌が欠乏していれば、それらから守られていません。この子はこれらすべての毒素にさらされます。
インタビュアー(I):消化異常のない自閉症の子供に出会ったことがないとおっしゃいましたね?
N:D:ありません。
N:存在しません。それだけです。自閉症は、消化管で生まれます。自閉症は、消化異常です。治療の中心は、腸でなければなりません。あいにく、人々は、異なる考えで動いており、水銀や、その他の長いリストの症状の一つとしか消化異常をとらえていません。私たちは、消化管に集中しています。
D:たとえば、この会議の中でも語られましたが、これらの子供たちは、検査するとDHAが不足しているということです。私もそれは気が付いていますが、なぜDHAが低い値なのかというと、腸内毒素症のためです。たとえば、DHAを作る副腎が栄養を与えられていなければならないのです。体内のあらゆる器官が栄養を与えられねばなりません。脳もです。脂肪、ミネラル、タンパク質が必要です。甲状腺やその他の器官に栄養が必要です。腸内のバランスが悪ければ、それができません。
I:たとえば、キレーションについては、まず腸の問題を対処しなければ成功しないと言われますが。
D:私の夢としては、さきほど申した新鮮なヤング・ココナッツのジュースでつくるケフィア発酵ドリンクなのですが、それは、タンパク質、ビタミンB群、カリウム・ナトリウムが豊富です。少量のジュースやステビアを加えておいしくします。これは水銀をキレートしますし、その他多くのよい効果があります。やさしい方法です。ほかに、キレーション法がありますが、体からミネラルを取り去ります。私たちは、再びミネラルを補給する必要があります。
I:どうすれば入手できますか?
D:私たち両人の著書には、多くの文献や情報源がのっています。この二冊です。私たちはつい数日前に出会ったのですが、遠くから来た二人がこんなに多くの共通点を持っていることが驚きです。私の本は、ボディ・エコロジー・ダイエットです。私たちの二冊の本を読めば、これが集中すべきことだとわかります。私たちには、すばらしい実績があります。
N:全くその通りです。発酵食品はすばらしいものです。これは古代から伝わる、有益細菌導入法です。昔は、冷蔵庫も冷凍庫もありませんでした。発酵が自然な保存法でした。
D:ナターシャがこの結論を導いた理由の一つは、彼女がロシア出身ということもあるでしょう。ロシアは世界有数の健康大国です。子供たちも元気です・・・自閉症はありますか?
N:あります。ロシアにも同じ腸内毒素症の流行があります。抗生剤の導入、使用がありますし。
D:日本などの国では、伝統食を捨てていく傾向があるようですし。
N:ロシアの新世代では西洋食がはやっています。特にペレストロイカ後、西洋式のライフスタイル、広告宣伝、商業的プレッシャーが入り、若い層は前と比べて多くの加工食品をとっています。それに、発酵食を自分で作りません。
End of 3of6
つづく
N:この治療は消化管に集中せねばなりません。自閉症の子供で、消化管に問題、症状のない子供には出会った事がありません。有益細菌たちは、消化管のハウスキーパーです。彼らは消化管のすべての表面を覆っています。侵入者、病原体細菌、毒素など環境から入るものたちから守り、また、食物が来ると、栄養素に変換します。彼らは父であり、母であり、消化管の裏地、腸の統合性のハウスキーパーであり、食物を適切に消化吸収させる働きをします。実際、母親の細菌叢もこわれていて、子供自身受け継いだものがなく、抗生剤でせっかく持っていた有益細菌を一掃したり、予防接種などで有益細菌を壊したりしたために、有益細菌がそこにいないなら、子供の腸は栄養素の源となるはずが、これでは、毒素の主要な源となっています。
15.6.11
腸脳連結
http://www.youtube.com/watch?v=2OHJt0_wrFs&feature=player_embedded
F.A.I.R Autism Media:
Autism Diet: Donna Gates and Natasha Campbel-McBride
2 of 6
D(ドナ):研究で、18か月で**の感染を受けた場合、子供の血液脳関門が開き、こういったたとえば真菌の感染したものが脳に入ってしまいます。ボディ・エコロジーダイエット(BED)では、自閉症を腸脳感染とみています。まずは腸での感染。これは、腸内細菌叢が壊れていて病原体が異常発生しているためで、これが脳での感染をおこし、それが行動に影響します。
N(ナターシャ):まったくそうですね。私は腸心理症候群と呼んでいます。それが私の著書のタイトルです。略して、GAP症候群とかGAPSといいます。この子たちは、医療的知識のギャップに入っています。それで、この名は非常に適切です。自閉症の子供たちは、識字障害、運動障害、ADHD、多動性障害、うつ、強迫神経症、そううつ、そして、統合失調症というスペクトラムの中にあります。これらすべての症状はみな共に同じ経路で起こります。異常腸内細菌叢、腸管のもれ、消化管で発生した毒素が血流、そして脳に到達し、脳の正常な機能、脳の正常な発達を阻害します。それで、腸心理症候群です。
ウィリアム・ショーが有機酸検査を発見しました。何十年も前から、尿の成分で、腸内細菌叢の活動がわかるということは知られていました。私たちはそれをよく見ていなかったのです。それで、彼は、何十年にわたる尿分析の知識を集め、この検査をつくりあげました。これにより、あなたの腸内にどのような菌が住んでいるかを知ることができるのです。それを見れば、細菌たちが代謝した成分が尿に見出せます。
D:同じ母親から生まれ、母親から腸内細菌叢を受け継がれた子供で、ある子供は自閉症になるが、他の子供が自閉症にならないのはなぜか、という質問があります。私たちの考えでは、自閉症の子供には血液に真菌感染があるが、それが深刻か軽度かで違います。子供が強い免疫系を発達させていれば、菌を追い出せます。
BEDでは、内的環境系と呼びますが、これを栄養と有益細菌、バランス良い食事で生後すぐから築き上げていくことが重要で、それによって自閉症を予防できるのです。私の見てきた子供たちは、生後すぐから腹痛、腸内毒素症があります。それで、発酵野菜の汁をあげます。サワークラウトというものですが、市販のサワークラウトは、殺菌されており、何の意味もありません。自家製でつくります。野菜を発酵させて、たくさんの素晴らしい細菌をつくり、その汁をとり、生後数時間の赤ん坊の口に入れます。
その他、ヤング・ココナッツの果汁を発酵させて飲み物をつくります。それには、新鮮なタイココナッツを使います。果汁を発酵させ、私のプログラムではすべての子供たちが使っています。それを飲むほど回復が速いのです。
このように、よい菌を腸に入れることで、消化を正常化します。彼らは多くの栄養が欠乏しています。タンパク質、ミネラル、特に脂肪酸などです。しかし、どんなによい栄養を与えても、消化機能を正常化しなければ、栄養はいきわたりません。そのため、まずするべきことが消化機能の正常化です。
また、副腎でエネルギーを作らねばなりません。副腎はミネラル、ビタミンB,C,アミノ酸などが必要です。私たちの紹介している発酵食品は、これらの栄養が豊富で、副腎に有益です。エネルギーが上昇し、消化が改善し、それにより、子供たちが腸と脳における真菌感染に勝っていけるようにします。これらの菌やウィルスは脳に突き抜けて入ってしまっています。これを見逃しています。
私たちは、自閉症を大流行病と言いますが、それが流行病なら、バクテリア、真菌、ウィルスに注目しなければなりません。ただ、その辺を歩いていて、遭遇して急に自閉症に感染することはありません。
つづく
11.6.11
自閉症と腸内細菌叢
http://www.youtube.com/watch?v=nLP0Ijo2CK4&feature=player_embedded#at=18
FAiR (Autism Media) の動画より、GAPS™のナターシャ先生と、BEDROK のドナ・ゲーツのインタビュー(2007年8月にアップロード)
F.A.I.R Autism Media:
Autism Diet: Donna Gates and Natasha Campbel-McBride
1 of 6
D:私はドナ・ゲーツで、「ボディ・エコロジー・ダイエット」の著者です。私たちには、自閉症の子供たちのための、BEDROK (Body Ecology Diet Recovering Our Kids) というプログラムがあります。そのフォーカスは、発酵食品です。親御さんたちに発酵食品を患者さんの腸に導入する手助けをしています。その理由は、りっぱなバクテリアを腸に入れることで、健康に有益です。有益細菌が数ポンド必要で、この子供たちにはそれがありません。それが、自閉症の原因だと思います。それで子供たちに健康を取り戻してもらうプログラムです。
N:私はナターシャ・キャンベル・マクブライドで、医師(神経科、栄養科)です。イギリスのケンブリッジに住んでいます。生まれはロシアです。
私は、自閉症の子供たちをクリニックでみています。もう、何年もたち、かなりの数の子供たちをみました。私の息子は3歳で重度の自閉症の診断をされ、現在12歳で、完全に治り、普通学校で非常によくやっています。スポーツをやり、友達がいます。
さて、自閉症は、消化管で始まっていると思います。最初は、細菌叢のダメージから始まります。消化管に住む大量の細菌は2kgにもおよびます。高度に組織された細菌世界です。この現代世界で、細菌叢の異常が広がっています。数代にわたっています。私は、子供の健康を話す前に、親の健康状態について診察します。母親を見ますと、間違いなく、深く損傷した細菌叢を持っています。それは、この母親たちの時代、60~70年代は、母乳がカッコ悪いと思われて、母乳をやっていない、数々の抗生剤の投与を受けて有益細菌を殺している、16~7歳から避妊薬を飲み続けている、避妊薬は有益細菌に壊滅的な影響があります。また、新しい、加工された現代食を食べています。それらすべてが重なって、若い女性たちの細菌叢は深く損傷しています。
赤ちゃんの腸は無菌で生まれます。生後20日ほどでこの子供の細菌叢ができ、それが、一生、この子供がもつ細菌叢となります。この混合細菌叢は母からきます。母がもつ細菌叢を子供も持つようになります。それで、自閉症のママたちに見られるように、異常な細菌叢をもつと、それを赤ちゃんがもらう。赤ちゃんの免疫系は未熟です。生後20日以内にできあがる細菌叢は免疫系の形成に非常に重要です。
それで、この赤ちゃんが正常な細菌叢をもらわなかったため、免疫系が生後すぐから損傷しています。そこに予防接種が加わります。予防接種は免疫系に巨大な攻撃です。免疫系が損傷している子供は、予防接種を予想された形で受け入れることができません。免疫系の損傷がさらに深く進みます。その結果、子供はあらゆる感染に弱くなります。それで、尿路感染、胸部感染、とびひなどにかかり、そこに抗生剤が処方されます。
すべての自閉症の子供は、生まれてすぐから数々の抗生剤を投与されています。それで、腸内の有益細菌を一掃します。病原体はすべて生き残り、コントロールを失います。有益細菌が、知られているだけでも500の病原体種をコントロールしているからです。それで、子供は深く異常な細菌叢となり、あらゆる病原体が腸管を攻撃し、「腸もれ」がおこり、食物が正常な消化吸収できなくし、子供は複数の栄養欠乏となり、病原体が食物を消化し、あらゆる種類の毒素を出します。それが血流を流れ、脳へ流れ、脳に毒素が流れる。この毒素で子供が自閉症となります。そのようにして展開していきます。
つづく
6.6.11
動物脂肪ゼロは心臓病死率が7倍
Dr.Natasha "Put your Heart in your Mouth" より。訳して抜粋 (番号は、著書の文献番号)
以下引用:
7.インド、ボンベイでの、SLマロトラ博士の研究では、マドラス人は脂肪の摂取が非常に少なく、動物性脂肪をまったくとらないが、心臓病で死ぬ数がパンジャブ人の7倍で、しかも、若くして死ぬ。パンジャブ人は、伝統的に多くの動物性脂肪をとるが、ここでも動物性脂肪が心臓病から守っているようだ。(11,12,23,30)
8.数十か国で研究がなされ、心臓病にかかる人は脂肪やコレステロールを多くとっているのかを調べた。どの研究を見ても、心臓病にかからない人と脂肪の量は同じであった。(7,9,10,12、15,19)1998年までに、30の研究で、動物性脂肪の摂取が心臓病とまったく関係ないことが明らかに論証された。しかし、これらの研究は、植物性油脂とマーガリンを食べることが、心臓病に強力な関係があることが発見された。
9.研究に次ぐ研究でコレステロール値が正常な人々も、コレステロール値が高い人と同じだけ心臓病で死ぬことを示している。そして、血中コレステロール値では心臓麻痺の予測が不可能。(10,12,15,16、17,21,61)
10.多くの研究は明らかに低コレステロール値が心臓病やその他の病気からの死亡率が高いことを論証している。それで、コレステロール値の低い人は短命の確率が高い。(10、15、18、23、24、27、30、61)
11.コレステロール仮説の当初から、研究につぐ研究で、女性にとって高コレステロールは、リスク要因ではないことが論証されている。(10,11,12,15,24,31)実際、女性にとって低コレステロール値は危険であると示されている。フランスの研究者たちは、老齢の女性たちにおいて、高コレステロール値の女性が最も長生きで健康的な人生を送り、低コレステロールの老年女性は、早く死ぬ確率が5倍高いことを発見した。(11,12,27,28,30,62) フランスの研究者たちは、女性、特に年を取った女性たちのコレステロール低下に警告を発している。年を取った女性たちにとって、コレステロールは、健康を守ると示されている。それで、女性はコレステロール値を心配することをやめるべきである。しかし、医師はこの事実に気づいていない。彼らはやはり女性にも、男性と同じくコレステロール低下薬を処方する。そして、典型的に年を取った女性たちがこの処方を受ける。この年齢期に心配すべきは、心臓病よりも二倍も死亡率の高いガンについてである。(12)
12.男性が高コレステロールであることと心臓病とは何の関係もないことが多くの研究で示されている(10,12,15,16,17,18,21,57,61) 実際、大部分の研究で、女性と同じく、男性についても、低コレステロールの場合、心臓病やその他の健康問題にかかりやすいことが示されている。それでもなお、医者たちは、今日何百万人という男性にコレステロール低下薬を処方し続けている。
13.ロシアでは、低コレステロールが心臓病のリスク増加にかかわっていることが示されている。(12,30,61) ここでも、コレステロールは心臓を守ることが示唆される。
14.年配の人では、コレステロールは健康を守ることが多くの研究で示されている。つまり、中高年で高コレステロールの人は、低コレステロールの人より長生きである。実際、年を取った人々がコレステロール値を減らそうとするのは危険である。(12,27,59,60,62)
抜粋引用おわり(反証できる研究結果はほかにも多数列挙)
科学としての信頼性
Dr.Natasha “Put your Heart in your Mouth” より。訳して抜粋
引用:
しかし、コレステロール仮説の裏付けとなったすべての科学とはなんでしょう?
信頼できる科学であるためには、国際的に受け入れられているルールがあります。
ウッフェ・ラブンスコフ医学博士はこう説明します。
「科学的仮説が健全なら、それはあらゆる観察と矛盾しないことが必要だ。仮説づくりは、スポーツ大会ではない。スコアの多いチームが勝つというようなことではない。仮説を裏付けない観察が一つでもあれば、それを反証するのに十分だ。科学的アイデアの提唱者は、その肩に立証責任を負っている。反証者は、代替案を出すことが仕事ではない。仮説に対するただ一つの欠点を見つけるだけでよいのだ。たったひとつでも、仮説を裏付けない証拠があれば、つまり、否定できない、信頼できる科学的観察に基づくような証拠なら、仮説は却下できる。そして、コレステロール仮説構想は、誤りであることが証明できる証拠が繰り返しあふれている。」
たった一つの観察でも、仮説を反証するのに十分です。
つづく
3.6.11
地中海ダイエットの発明
Dr.Natasha "Put your Heart in your Mouth" より。訳して抜粋 (番号は、著書の文献番号)
引用:
この仮説を裏付けるため、アンセル・キーズ医師は、「地中海ダイエット」という言葉を発明し、それが心臓にベストな食事、と主張しました。
彼は地中海ダイエットについて、こう説きます。
「私たちが考える地中海ダイエットは、主に、ベジタリアンです・・・あらゆる種類のパスタ、オリーブオイルをかけた葉采、季節のあらゆる野菜、しばしばチーズ、最後にフルーツを、ワインで流し込むのです。」(12)
地中海の国々を旅行したことのある人なら、地中海の食事は、キーズ博士が描いたようなものとは全く違うというでしょう。スペイン、フランス、イタリア、クロアチア、ギリシャ、キプロス、北アフリカなど、地中海の周りのどの国へ行っても、たくさんの肉、魚、チーズ、バターが出され、低脂肪なものはありません。彼らに、「ベジタリアンですか?」と聞けば、笑いすぎておなかを抱えて死んでしまうでしょう。
地中海の国々には心臓病が少ないという神話がありますが、実際は、脂肪の摂取量にかかわらず、それぞれの国で値にばらつきがあります。(69)12.Ravnskov U. The Cholesterol Myth.
69.Data from 1986 FAO Production Yearbook 40, 1987; and World Health Statistics Annul, 1993
7.5.11
コレステロール仮説の誕生
[いきさつ]
Dr. Natasha Campbel-McBride’s “Put your Heart in your Mouth”
から、訳して抜粋。
「ダイエット心臓仮説(コレステロール仮説)は、今世紀最大、恐らく、全世紀最大の科学詐欺である。」
ジョージ・マン、(著名な米国の医師であり、科学者)
コレステロールや食事脂肪が「動脈につまる」そして「心臓病の原因となる」と、誰もが聞いたことがあります。子供たちでさえ、コレステロールと脂肪が「悪い」と聞かされています。何十年にもわたって、人気のマスコミにその方向で「教育」され続けてきました。私たちの食物につけられた数々の広告とラベルは、「低脂肪」「無脂肪」「低コレステロール、無コレステロール」が「コレステロールを低下させ、心臓を守る」といいます。医者も納得しています。コレステロールを低下させる薬が英国では毎年20%以上ずつ着実に増加しています。巨大製薬会社たちもその究極の目標に向かって激しく努力しています。それは、誰もが、子供たちも含めて、「予防的な」コレステロール低下薬を飲むことです。
なぜこのような状況となったのでしょうか? これは、邪悪なコレステロール仮説(diet-heart hypothesis) のたまものです。
この説は、最初、ミネソタ大学の生理衛生学研究所長であったアンセル・キーズにより、1953年に提唱されました。この仮説は、コレステロールを含む食事脂肪が心臓病の原因であり、これらの食物を避けることで心臓病を避けられる、というものでした。
この裏付けで、アンセル・キーズは、グラフを作り、六つの国の脂肪の消費量と心臓病による死亡率の相関関係を示しました。彼は、データがある22の国の中から入念に6か国のみを選んだのです。このグラフは、完璧な相関関係をしめしました。脂肪をよくとる国ではより多くの人が心臓病で死ぬと表しました。しかし、データのあるすべての国をグラフに書き込むと、相関関係は消えます。実際、脂肪の摂取と心臓病による死亡率は何の関係もないことを示します。
(参考動画↑)
30.4.11
コレステロール―心臓病?
Dr.ナターシャによる心臓に関する本(イントロ)
私たちには、皆、心臓の病気のある、あるいは心臓の病で亡くなった知り合いや家族がいることでしょう。心臓病は現代の疫病です。人気のマスコミから見聞きし、医者に行くたびに、友達や近隣での話の中に、そして、食べ物を買う時も、四六時中そのことについて耳にしています。まるで、いつもの雑音のようなので、「ちょっと待てよ」と立ち止まり、一体この心臓病とは何で、私が心配しないといけないことかな?と考えたりしないのです。
24.4.11
コレステロールがないと体は機能しない
http://www.youtube.com/watch?v=M9HFZT5x9Xc&feature=player_embedded#at=26
スタチンの話。(抗コレステロール薬)
By Dr.Natasha
まず、パーキンソン氏病との深いかかわりが指摘されています。その疾病の第一の研究所は、昨年記事を出版し、スタチンがかかわると思われる事例が多く、スタチンは薬局でも買うことのできる簡単に手に入るコレステロール低下薬で、今後、大流行が必至、と述べています。スタチンは、世界でもっとも処方の多い薬なのです。(その他の副作用→
24.3.11
GAPS症例
時間の関係で、私のクリニックでの症例(回復例)を急いでお伝えします。
男の子で、2歳にして、セリアック病、1型糖尿病、自閉症がありました。
・生後15か月でインスリン注射。自閉症傾向が18か月から見えました。慢性的に便秘、偏食、栄養不良、青白い、湿疹、アレルギー、睡眠障害、トイレトレーニングできない、セリアック病診断がありました。
・3.5歳でGAPSプログラム開始。
サプリと解毒
サプリメント補給
サプリメントも、重要な部分を占めます。しかし私はサプリを多くとることについてはあまり勧めません。食品からとり、ピルからとらないようにと言っています。これが私の患者にあげるミニマムなリストです。三つありますが、大体は食品と同じです。
22.3.11
21.3.11
20.3.11
GAPSの避けるべき食物
18.3.11
栄養不足と偏食
栄養不足を解消しなければなりません。栄養不足は医療機関で検査して知ることができます。顔色、舌の状態、様々な方法で調べることができ、またサプリメントで栄養を補給できます。
そして食事法です。これについては時間の関係で急いでお伝えします。サリー先生がすばらしい食物の講義をしてくださいましたので、かなり急いでいけます。
おもしろいことに、この食事法を完全に個別に作り上げたのですが、その後、ウェストン・A・プライス財団に出会いました。このようなものがあるとは知りませんでした。私の本が出て数年たってから財団とサリーに出会いました。そして、私たちの食事法にいかに共通点が多いかに驚いたのです。
偏食:
食事法の前にこれについて知らねばなりません。食事法について話し始めると、親たちが手を挙げて、「あっ、だめです。これを息子は食べません。」「強要できません。」と言います。これらの患者のほとんど、大人や兄弟も、よく偏食していることがわかります。これが最初のGAPSの兆候です。
そして食事法です。これについては時間の関係で急いでお伝えします。サリー先生がすばらしい食物の講義をしてくださいましたので、かなり急いでいけます。
おもしろいことに、この食事法を完全に個別に作り上げたのですが、その後、ウェストン・A・プライス財団に出会いました。このようなものがあるとは知りませんでした。私の本が出て数年たってから財団とサリーに出会いました。そして、私たちの食事法にいかに共通点が多いかに驚いたのです。
偏食:
食事法の前にこれについて知らねばなりません。食事法について話し始めると、親たちが手を挙げて、「あっ、だめです。これを息子は食べません。」「強要できません。」と言います。これらの患者のほとんど、大人や兄弟も、よく偏食していることがわかります。これが最初のGAPSの兆候です。
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