11.6.11

自閉症と腸内細菌叢


http://www.youtube.com/watch?v=nLP0Ijo2CK4&feature=player_embedded#at=18


FAiR (Autism Media) の動画より、GAPS™のナターシャ先生と、BEDROK のドナ・ゲーツのインタビュー(2007年8月にアップロード)

F.A.I.R Autism Media:
Autism Diet: Donna Gates and Natasha Campbel-McBride
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 D:私はドナ・ゲーツで、「ボディ・エコロジー・ダイエット」の著者です。私たちには、自閉症の子供たちのための、BEDROK (Body Ecology Diet Recovering Our Kids) というプログラムがあります。そのフォーカスは、発酵食品です。親御さんたちに発酵食品を患者さんの腸に導入する手助けをしています。その理由は、りっぱなバクテリアを腸に入れることで、健康に有益です。有益細菌が数ポンド必要で、この子供たちにはそれがありません。それが、自閉症の原因だと思います。それで子供たちに健康を取り戻してもらうプログラムです。

N:私はナターシャ・キャンベル・マクブライドで、医師(神経科、栄養科)です。イギリスのケンブリッジに住んでいます。生まれはロシアです。

私は、自閉症の子供たちをクリニックでみています。もう、何年もたち、かなりの数の子供たちをみました。私の息子は3歳で重度の自閉症の診断をされ、現在12歳で、完全に治り、普通学校で非常によくやっています。スポーツをやり、友達がいます。
さて、自閉症は、消化管で始まっていると思います。最初は、細菌叢のダメージから始まります。消化管に住む大量の細菌は2kgにもおよびます。高度に組織された細菌世界です。この現代世界で、細菌叢の異常が広がっています。数代にわたっています。私は、子供の健康を話す前に、親の健康状態について診察します。母親を見ますと、間違いなく、深く損傷した細菌叢を持っています。それは、この母親たちの時代、60~70年代は、母乳がカッコ悪いと思われて、母乳をやっていない、数々の抗生剤の投与を受けて有益細菌を殺している、16~7歳から避妊薬を飲み続けている、避妊薬は有益細菌に壊滅的な影響があります。また、新しい、加工された現代食を食べています。それらすべてが重なって、若い女性たちの細菌叢は深く損傷しています。

赤ちゃんの腸は無菌で生まれます。生後20日ほどでこの子供の細菌叢ができ、それが、一生、この子供がもつ細菌叢となります。この混合細菌叢は母からきます。母がもつ細菌叢を子供も持つようになります。それで、自閉症のママたちに見られるように、異常な細菌叢をもつと、それを赤ちゃんがもらう。赤ちゃんの免疫系は未熟です。生後20日以内にできあがる細菌叢は免疫系の形成に非常に重要です。
それで、この赤ちゃんが正常な細菌叢をもらわなかったため、免疫系が生後すぐから損傷しています。そこに予防接種が加わります。予防接種は免疫系に巨大な攻撃です。免疫系が損傷している子供は、予防接種を予想された形で受け入れることができません。免疫系の損傷がさらに深く進みます。その結果、子供はあらゆる感染に弱くなります。それで、尿路感染、胸部感染、とびひなどにかかり、そこに抗生剤が処方されます。
すべての自閉症の子供は、生まれてすぐから数々の抗生剤を投与されています。それで、腸内の有益細菌を一掃します。病原体はすべて生き残り、コントロールを失います。有益細菌が、知られているだけでも500の病原体種をコントロールしているからです。それで、子供は深く異常な細菌叢となり、あらゆる病原体が腸管を攻撃し、「腸もれ」がおこり、食物が正常な消化吸収できなくし、子供は複数の栄養欠乏となり、病原体が食物を消化し、あらゆる種類の毒素を出します。それが血流を流れ、脳へ流れ、脳に毒素が流れる。この毒素で子供が自閉症となります。そのようにして展開していきます。

つづく