24.4.11

コレステロールがないと体は機能しない


http://www.youtube.com/watch?v=M9HFZT5x9Xc&feature=player_embedded#at=26
スタチンの話。(抗コレステロール薬)
By Dr.Natasha

まず、パーキンソン氏病との深いかかわりが指摘されています。その疾病の第一の研究所は、昨年記事を出版し、スタチンがかかわると思われる事例が多く、スタチンは薬局でも買うことのできる簡単に手に入るコレステロール低下薬で、今後、大流行が必至、と述べています。スタチンは、世界でもっとも処方の多い薬なのです。(その他の副作用→


また、記憶の消失にもかかわります。これについては、二つの著書があります。一つは、NASAのドクターをしていたドゥワン・クロブリンによるもの。医師であり宇宙飛行士であり、前NASA主任医師です。引退するとき、主治医の処方により抗コレステロール薬を飲んでいました。一か月以内に、記憶障害が起き始めました。薬をやめると、記憶がもどります。障害は一時的なものでした。そして本を書きました。スタチンがどのような働きをするのか。記憶消失は、抗コレステロール薬の主要な副作用です。http://www.youtube.com/watch?v=0VBoKHQ4NIM&playnext=1&list=PLAD58F5B771E7AE72

なぜなら、脳はコレステロールに飢えています。構造においても、機能においても。脳はコレステロールの豊潤な供給がなくては機能できません。

 また、免疫の低下にもつながります。免疫細胞は戦いで勝てない、機能しない、自分の細胞を構築できない、それには、大量にコレステロールを必要とします。なぜなら、細胞膜の構成物質だからです。

 子供や大人の学習障害にも、きまって低血中コレステロールが伴います。彼らのコレステロールはきまって低い値です。細胞を形成できないからです。

 また、短命にも関係があります。血中コレステロール値が低い人は短命です。肝臓がコレステロールを十分に供給しなければなりません。


では、コレステロールは体で何をするのでしょう?コレステロールは、体の最も不可欠な物質です。それで、体のあらゆる細胞はそれを作ります。あらゆる細胞はそれを含んでおり、多くの機能に使っています。血中のコレステロールは肝臓によって維持されています。

コレステロールの機能ですが、これはあらゆる細胞膜に不可欠な部分です。細胞膜はリン脂質の二層になっており、脂肪が中で、水溶性のものが外側です。それで、水が通れないようになっています。水溶性のものは(3・00)通せません。リン脂質は何でできているでしょう?グリセロール分子、リン分子、あと二つの脂肪酸です。大体において、ひとつは飽和脂肪酸で、もう一つは単価不飽和脂肪酸です。そして、組織の硬さによって、より硬い飽和脂肪酸、組織がより液体に近い場合は、柔らかい組織には、より多くの単価不飽和脂肪酸がはいっています。

 細胞膜のもう一つの主要物質がコレステロールです。ある部分のある細胞には45%コレステロールがあります。コレステロールでできています。構成要素なのです。私たちの体は細胞でできていますが、細胞には細胞壁があります。細胞膜です。その中に細胞器官があり、その中にまた世界があります。そこにも膜があり、それぞれを、仕切りながらまた小さな部品があります。そこで、生化学者たちの推測では、私たちの体は70%は「膜」でできている。その膜の40%がコレステロールとしたら、体がコレステロールでできていると言っても過言ではありません。非常に主要な構造要素なのです。

以上、ナターシャ先生の講演より