自閉症に有効な食事療法であるGAPS(腸心理症候群)栄養療法、その他、関連する内容の翻訳資料をご提供します。自閉症の生化学的介入にご関心のある方は、ご参考になさってください。すべて翻訳ですので、質問や詳細は、それぞれの著者、講演者、ウェブサイトををご参照ください。
24.3.11
サプリと解毒
サプリメント補給
サプリメントも、重要な部分を占めます。しかし私はサプリを多くとることについてはあまり勧めません。食品からとり、ピルからとらないようにと言っています。これが私の患者にあげるミニマムなリストです。三つありますが、大体は食品と同じです。
一つ目は、効果的プロバイオテック。タラの肝油には、ビタミンAとD、必須脂肪酸が豊富です。魚油は識字障害、運動障害に良いという研究があります。しかし、てんかんのある場合に限り、必須脂肪酸はあげないように警告しています。プリムローズオイル、魚油、肝油は、時にてんかんを引き起こします。なぜなのかわかっていません。解毒なのか、脳の再構築なのか、毒素の関係なのか、わかりません。それで、彼らには、効果的プロバイオテックと、少量のタラ肝油で十分です。発作が制御下になるまで、あまりサプリはあげません。マルチビタミン、ミネラルアミノ酸はオプショナルです。基本的には、食事法、プロバイオテック、肝油、魚油、で充分です。
消化酵素はやはりオプショナルです。異常細菌叢の人は十分な胃酸がないため、腸に産生された毒素が胃酸の生成を妨害するからですが、それで、塩酸塩とペプシンが有益な人も多いのです。あるいは、ベタイン塩酸塩です。ある人にはすい臓酵素も免疫に有益です。しかし、その人に個別でどのくらいが適当かわかりません。
解毒
解毒も重要な部分です。そして、自然の方法での解毒がよいです。(自家製で絞る)生ジュースは、副作用のない、時代を超えて有効性がわかっている解毒法です。エプソム塩、海塩、リンゴ酢を入れたお風呂も有効で、また、毒素に触れないことが重要です。