13.2.11

発酵しなければ食べられないもの

第六の原理は、


種子類、穀物、マメ科、ナッツ類は多くの文化で食されました。多くの栄養素を含みますが、同時に反栄養素も含まれます。種子類には酵素抑制剤が入っています。これが消化を妨害します。フィチン酸はミネラルの吸収を妨害します。・・・

それで、これを準備段階で手を加えて栄養素を取り込みやすくしなければなりません。草や穀物を食べる動物は草食胃があり、2~4つの胃をもつ複雑な消化系です。この中には発酵のタンクがあります。反栄養素を処理し、セルロースを分解します。私たちにはこのような胃腸がありません。人間の胃には発酵タンクがありません。それで、食べる前に体外で発酵させなければなりません。伝統的文化すべてがそれを理解していました。それで、水に浸す、発酵、発芽、サワードウを作って処理しました。サワードウは発酵のプロセスです。ゴリラは人と似ていますが、大きな胴の範囲に消化系の内臓がつまっています。それで、ジャングルで葉っぱを食べて生きられます。一方人間である我々は餓死します。

種子類の適切な準備ですが、自然のファクターをまねていて、種子の保存成分を中和し、発芽させます。酵素抑止剤、フィチン酸などの成分はプラスチックのようなものででつつまれていて、種が発芽するまで保存しておき、多くの栄養が種子に使われるようにしているのです。私たちは保存料を食べたいとは思いません。

それで、伝統文化では次の四つのものを加えて種子類を準備しました。水分、温度、わずかな酸、時間です。これらは発芽に必要なものであると同時に、人間が食べる前の準備に必要なものです。

こちらは、伝統的チェロキー族のトウモロコシの準備場面です。ここでは加熱したコーンミールを使い、コーンラスクに入れ、2週間寝かせます。これがトルティーヤです。発酵したコーンミールを熱した岩に貼って作ります。あるいは、水で薄めて栄養ドリンクとして飲みます。栄養の伝統パート2(5)

12.2.11

GAPSリカバリー(サムの場合)

GAPSヘルプというMLで、ジャニスさんという方がGAPSダイエットで息子さんを改善したビデオつきのブログが紹介されました。 (上のタイトルをクリック!)

百聞は一見にしかずなので、ご紹介します!

上の三つぐらいは、去年の2月で、おばあちゃんにバレンタインのごあいさつを撮ろうとしていた時。(カモシカの服)

下のビデオは、今年の二月。サムはとてもおちついて、ママとのやりとりをおだやかにやっています。

最後に、おばあちゃん、大好きだよ。と。

ジャニスさんは、去年まではWASF(ウェストンプライス式)食事をしていて、発酵させた穀物もあげていましたが、去年の4月からグルテン除去をし、友達と遊びたがる、など、改善をみせましたが、どうやって一緒に遊ぶか、というのがよくわからない様子でした。また、その改善は定着しませんでした。

「去年10月からフルGAPSダイエットに入りました。しかし、こんな些細な食事の変化で改善を望むのは無理だと思い、12月にはWASFとグルテン除去にもどりました。それを1か月ほど続けたとき、サムの状態がこれまで以上に悪くなり、これまでで最悪の期間でした。手をひらひらさせ、手をたたき、自分のコントロールができない。ほかの子供にかみついたりしました。

それで、とうとうGAPSイントロダイエットを敢行しました。2011年1月から。現在イントロダイエットの第4ステージです。まだときどき手をたたいたり、ひらひらさせるのはやりますが、劇的に減少しました。

イントロをやる前はサムが、朝5時には起きて、歌ったりしていて、「静かにして」と言わなければなりませんでしたが、イントロを初めて二日目からは、サムの部屋はとても静かです。7時までよく眠れるようになり、じっと座っていられるようになりました。

この結果に非常に満足で、また、神様がくれた食物を食べるだけで変わったことに驚いています。」

(ジャニスさんのブログを手短にまとめました。)

11.2.11

発酵で酵素ゆたかに

サリー・ファロンの講義より

第五の原理

第五の原理は、伝統食において酵素と有益細菌のレベルが高いことについてです。
酵素には三つの基本的タイプがあり、代謝、消化、そして食物に含まれるものです。代謝酵素には1000ほどが発見されており、動き、考え、修復するといったあらゆる化学反応に酵素が必要です。代謝酵素の機能は、解毒です。健康なら厳しい断食など必要ありません。体自体が一日中クリーニングをしつづけています。消化酵素は22あり、すい臓と唾液腺 が作っています。食物酵素は、アミラーゼは炭水化物を消化しリパーゼは脂肪、プロテアーゼはタンパク質を消化するもので、食物に含まれています。これらの文化では食物を発酵させ、酵素豊かにしました。それがあなたの消化を助けるのです。だからこそ発酵食品は力とスタミナを与えるのです。体が自ら何かを作り出して消化するということをしなくてもよいからです。

酵素豊かな食物の例として、生の乳製品があります。ここでも、数多くの酵素があり、殺菌によって破壊されています。生の肉と魚、特に生で時間のたった肉、生のはちみつ、熱帯の果物。りんごやグレープフルーツは酵素はあまり豊かではありませんが、熱帯の果物は酵素ゆたかです。低温圧縮オイル(エクストラバージンオリーブオイル)、最後に乳酸発酵食品、保存のためのものですが、多くの酵素を作り出します。もっとも典型的なものはサワークラウトがあります。乳酸発酵で、ほとんどなんでも発酵できます。サラミもそうです。ヨーグルト、果物、グラブラックス、飲み物も発酵したものがよいのです。

これら発酵食品のもう一つの利点は有益細菌です。最近10年の間にパラダイムシフトがありました。突然気が付いて、人間の腸は無菌ではない、すべてを殺菌しなくてもよい、ばい菌に攻撃されているわけではない、実際微生物たちが腸の裏地としてバイオフィルムを作っていて、このため病気から防護している。免疫系の85%は、このバイオフィルムの作るものです。これらの細菌が食物を消化し、栄養の合成、ビタミンの合成、毒素からの防護、気分がよくなる化合物を作っています。この善玉菌がいなければ、私たちは死にます。

それで私たちは乳酸発酵して各種の調味たれ類をつくりますが、酵素と有益バクテリアを多く含みます。ここに作ってあるのはすべて栄養の伝統の本にあるものです。私はこれをスーパーローフードと呼びます。食事をすべて生にしなくてよいのです。料理したものにこのスーパーローフーズを添えればよいのです。そうすれば私たちに豊潤な酵素と有益バクテリアを提供してくれます。



またソフトドリンクとして乳酸発酵したものを進めています。一つは、コンブーチャ、古き良きルートビア、ジンジャービアも乳酸発酵されたソフトドリンクで、非常に健康的です。現在出回っているソフトドリンクに代わるものを、とみな必死で探しまわっています。これらのものを取り戻したいとおもっています。

栄養の伝統パート2(4)16:00

10.2.11

生乳のパワー

多くの様々な研究で生乳が非常に健康的であることがわかっています。少しだけ例をあげると、ラットの研究で生乳を与えたグループでは、よく発達がみられ、毛並みがよく、殺菌乳のラットはB6不足で毛が生えない部分がありました。B6は、殺菌で壊れます。面白いことに、骨を見ると、生乳ラットのものが長く、密度が高いのです。つまり、カルシウムが有効に使われたのです。






モルモットの研究で、骨に使われなかったカルシウムの使われ先を見ました。生乳モルモットは優れた発達があり、異常がなかった。殺菌乳モルモットは、発達が悪く、筋肉が固く、やつれている、一年以内に死亡。解剖では、カルシウムが軟組織、皮膚、関節、心臓その他の臓器に層になっていました。つまり、殺菌すると、カルシウムは同じ量ですが、体は効果的に使うことができないのです。


これもラットですが、生乳ラットは発達がよく、目が澄んでいる、毛並みにつや、そして、性格がよい。研究者に抱っこされるのが大好き。殺菌乳ラットは、発達がまちまち、毛並みが悪い、目つきが悪い、貧血である。ラクトフェリンが破壊されているので、乳の鉄分を吸収できなかったのです。バイタリティの欠如、性格が悪く、研究者を噛む。


殺菌乳から生乳に変えた親からよくきくのは、子供たちの態度行動の変化です。幸福感、学校での集中力、夜によく眠る、よく手伝う、明るくなったということです。前はそうではなかったと。

ヨーロッパの研究で、生乳は、ぜんそくとアレルギーから守る最強のファクターであるということがわかりました。ぜんそくは命を脅かす病です。最大の利益があるのは、1歳までの間に生乳をとったかどうかです。生乳では死にません。ぜんそくで死に至ります。

情報源ですが、ウェブサイトのrealmilk.comでパワーポイントの情報、生乳に反対する意見に対する回答などが得られます。UKでは生乳がブームであるとのことで、大変うれしいです。アメリカでも広告を出しています。みなさんに生乳が手に入る場所をおしえています。インターネットは大変良い情報源です。(10:51)栄養の伝統パート2(3) http://vimeo.com/10502171

8.2.11

生乳と殺菌乳

生乳には、五つの病原体防御システムがあります。
殺菌すると、これが重大に減少します。超高温殺菌にした場合、これらほとんど全部がなくなります。それが使われているのが乳児用の粉ミルクです。病原体が侵入し、なんの防御もないのです。殺菌された牛乳は問題です。生乳が言われていた以上に危険です。今日それがわかるようになりました。





食物媒介性の病気についてですが、第一は魚と魚介類、鶏肉、卵、ポーク、ビーフ、と続き、殺菌された牛乳でももっと最後の方です。それなのに、なぜこれほどまでに生乳は悪いとされるキャンペーンの対象になったのでしょうか?脅威でも問題でもないのに。すべては、「経済」と関係があり、「公衆衛生」とは関係がないのです。過去30~40年間の殺菌牛乳被害を見ると、3年前、マサチューセッツ州で殺菌乳が原因で3人が死亡。2009年欧州では殺菌されたチーズで6人死亡。しかし、こういったものは新聞の見出しになりません。

母乳には菌がないわけではありません。病原体があります。しかし、驚くべきことに、それは新生児の生涯を決定する免疫系を刺激し、形成します。母乳や生乳で育児中の赤ちゃんを殺菌された環境に置くのはよくないのです。生涯出会うことになる病原体に準備するのです。生乳を飲んでいると、その母親や動物の出会う種類の病原体に対処するものが含まれています。驚くべきシステムです。



こちらが典型的な乳タンパクであるラクトフェリンです。3次元の美しいものです。これらが病原体を殺し、栄養を運び、体内に取り入れますが、殺菌した場合、この分子が壊れてしまい、人体はこれを異物と判断します。このため、多くの人々が殺菌乳や高温殺菌乳でアレルギーや、免疫障害をおこすのです。液体牛乳の消費は毎年1%ずつ減少しています。乳が生なら、人体はこの多くの利益を取り入れます。



生乳は自発的に消化します。生乳の酵素は消化管で活性化し、成分のすべてが吸収されます。それで、生乳は赤ちゃん、老人、損傷した消化系の人、損傷した免疫系の人にとって有益なのです。人体はなんの仕事もしなくてよいのです。一方で殺菌された乳は消化が難しく、体は多くの仕事が必要で、異物と感知されたタンパク質に対処しなければなりません。

健康民族は動物性を生でも


Sally fallon part 2-1

第四の原理

これは食物を加熱するかどうかという問題です。すべての伝統的文化では加熱しました。暖をとるための熱が必要でない熱帯地方でも、です。ほとんどの場合、植物性食物を加熱しました。植物には毒性、反栄養素などがあるので、加熱によって中和するのです。概して、植物は、加熱によって栄養がより多くとれるようになっています。動物性食物に関しては、どの文化でも、生と加熱の両方で料理されました。

生の動物性食物をどこでも食べていました。生乳も含めてです。生バター、生クリーム、生チーズ、マリネした生の魚、魚介類、生カキ、タルタル、カルパッチョ、ケベ、などなどの生で食べる料理があります。すべてを生で食べる必要はありませんが、B6はここからとれます。B6は、欠乏すると多くの病にかかわります。B6は、熱に弱く、ほとんどは生の動物性食品からとりいれます。最良の食源は生の乳です。それで、生乳を毎日飲んでいれば、生肉を食べなくても大丈夫です。

生乳についてのスライドは非常に急いでお話しします。最後に参考となる情報源などを入れます。ウェストンAプライス財団は米国では生乳の第一の擁護者です。これまで生乳は危険だとか、飲むと死ぬなどと言われてきましたが、現在では、生乳は、比類なく安全かつ、病原体を殺す成分があることがわかっています。その一つは、ラクトペルオキシダーゼという酵素で、これを私たちは、涙や唾液に持っています。

また、ラクトフェリンは、多くの病原体を殺し、体内に入れる時には鉄分をよく吸収させる働きがあります。また病原体から鉄分を取り上げます。鉄を好む病原体は結核菌などです。昔は結核を患った人は生乳を飲ませて治していました。カンジダも鉄を好む菌です。これもラクトフェリンで死にます。

血液の成分も生乳に含まれています。白血球、Bリンパ球など、赤血球をのぞくすべてのものが入っています。特定脂肪、炭水化物もです。ここで強調したいのは、ホールミルクをのむことです。このすべての重要なシステムは脂肪に含まれています。

酵素は病原体を殺すのみならず、様々な働きがあります。その他、有益細菌、B12、B12を吸収させるための成分、病原体からB12を取り上げる成分があります。

5.2.11

放し飼いの卵

栄養の伝統(10)

本当に放し飼いにされた鶏の卵とそうでないスーパーの卵には非常に大きな差があります。ビタミンDは8倍、ビタミンAは2倍です。オーガニックと書いてあれば、その間です。バターも、牧草飼育のものと牛舎飼育のものとは色が違い、ときどき着色料が入っていますが、ふつうは白いのが牛舎のもの。牧草飼育バターの黄色いのはビタミンAのサインです。10から13倍のビタミンA、3倍のビタミンDがあります。また、ラードの場合、放牧のものには従来のものの12倍のビタミンDが入っています。100ユニットのビタミンDが大匙1杯に含まれています。これでビタミンD問題は解決です。また、生チーズはすばらしい完全食であり、農夫たちの第一の利益源です。これらのコレステロールと脂肪いっぱいのチーズを怖がらないでください。



脳も臓器であり、栄養が必要です。脳に栄養を与えるものは体にも栄養を与えます。赤ちゃんに特に必要なのは、卵黄とレバーです。動物性食物に含まれる特別なものは亜鉛で、脳の発達に必要です。


前半最後のスライドですが、栄養濃密な食物は果物と野菜だと政府は言います。果物と野菜は食事に使うのは素敵ですが、肉や内臓に比べて栄養濃密ではありません。葉酸、鉄、亜鉛、銅、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンCは、りんごやニンジンよりもレバーに多く含まれます。B6とB12は非常に重要なものです。経済が厳しくて肉をあまり食べられないなら、レバーを月に一回とれば、赤身の肉を毎日とるのと同じだけB6とB12をとることができます。果物と野菜についての私たちの観点は、よい脂肪の乗り物としてです。バター、クリーム、ラードをのせると素晴らしく栄養濃密になります。これで前半(パート1)を終わります。
パート2へつづく

トランスフォーマー

栄養の伝統(9)

私たちが強調しているのは、牧草飼育の動物です。雌牛は聖なる動物です。彼女は、ステップアップしたトランスフォーマーです。私たちでは消化できない草を食べ、ビタミンA、Kに転換してくれ、日光を取り入れてビタミンDに転換してくれ、そこから作ったバターや内臓肉として私たちは取り入れます。だから、それらを食べるとき、彼女を仰ぎ見るのです。




こちらは、放し飼いの鶏のモデルです。通常、畜産農場では鶏小屋を移動可能にしてあり、牛がいた1日後の場所に移動させます。そのため牛のタンパク質をとりいれられます。

「効率」産業的牛舎のモデルでは、「利益」が優先で、多くの牛が屋根の下でひしめいていますが、動物たちに残酷であるばかりではなく、私たちにも残酷です。産業的農業が始まり、私たちにとって最も重要な栄養素が食物から消えました。これでもオーガニックと銘打たれています。放し飼い、外に自由に出れる、と。この納屋のどこかに小さなドアでもあるのでしょうが、怖くて出られないでしょう。



4.2.11

ビタミンK2

栄養の伝統(8)

プライス博士が研究した第三の脂溶性活性物質は、彼が活性物質Xと呼んだもので、現在では動物性K2として知られています。これは動物が緑の草などの植物性K1を取り入れて作ったものです。未開のスイスの村にあったオレンジ色のバターは、非常にビタミンK2豊富であったのです。


K2の働きは、成長で、特に顔の形成です。これが不足すると、顔を三等分した真ん中の骨の形成が悪くなり、顔が細くなります。また、葉酸とカルシウムを歯や骨に送り形成すること、K2の豊富な人の唾液では虫歯になりません。これが虫歯予防です。フッ素や歯磨き粉ではありません。オランダの研究では、K2は、動脈の石灰集積と炎症を予防し、K2不足から起こる心臓病を予防し、それらすべては、これまで食べるなと言われてきた食物に含まれています。K2は、骨髄合成と、学習能力にかかわっており、正常な再生に重要です。


これらのビタミンA,D,Kは、ともに協力しており、AとDは細胞にタンパク質合成を指示し、Kは、ADの合図に従って、タンパク質を活性化します。また、分離された形ではなく食物からとるもので、肝油、その他の今日お話ししている栄養濃密な食物からとります。


ビタミンKは、動物性食物のみからとれるのではなく、植物からもとることができます。納豆は発酵にかかわる菌がK2を作ります。少しくさいので、私は次のものからとるのが好きです。ガチョウのレバーパテです。チーズは優れた食源です。脂肪のみならず発酵されています。卵黄、チキンのレバー、脂肪のついた肉、これらは動物たちが屋外で日光に当たっていたらすばらしい食源です。サワークラウトも食源です。

うつから守る栄養

栄養の伝統(7)

西洋では、伝統的に牧草を食べた畜産品から脂溶性活性物質を得ていました。バター、クリーム、チーズ、放し飼いの卵の黄身など。これは第二次世界大戦ごろまで続けられていましたし、イギリスではもっと長く子供たちに肝油をあげていました。1952年か53年ごろまで肝油をあげていたと思いますが、その頃生まれ育った人々は大変健康です。人々は肝油が健康補助食品として非常に良いことを知っていましたが、すべては抗生物質に追い出されてしまいました。製薬会社は、肝油をみんなに忘れてほしいのです。現在アメリカでは肝油を取り戻しつつありますが、人々は肝油が毒であると思っていました。


私たちは、その頃内臓肉もよく食べました。週に一回はレバーを食べるのが典型的でした。ソーセージやパテにかくして食べていました。それでまずさを克服していました。また、ラードを使って料理していました。放牧された豚のラードはビタミンDのすばらしい食源です。こちらは、インターネットに出回っているニセ看板ですが、言葉は本当で、ビタミンDは、体にうつ病から守る神経化合物を作る助けになるのです。

ビタミンDの話

栄養の伝統(6)

ビタミンD


ビタミンDの神話もあります。十分なビタミンDを得るために顔と手を日光に毎日10分あてなさい、ということです。これを今なお政府の役人がいうのを聞きました。これは完全に間違いです。ビタミンDを得るためには日光が頭上真上からあたらねばならず、この国(英国)では7月と8月の真昼間です。その時に外に出て日光にあたれば、100でも1000ユニットでもビタミンDを得られるでしょう。しかし、そのほかの季節には日光からビタミンDを取ることができません。ビタミンDを貯蔵できるのは数週間のみです。したがって、これを食物からとる必要があります。


その他のビタミンD神話ですが、ビタミンDを食物からとることはできない、と政府の役人が今日でも言っています。どの食物にビタミンDが含まれているか、言いたくないのです。なぜなら、何年もかかって悪魔化してきた食べ物類ですので。魚の肝油、魚の肝臓、キャビアはビタミンDが非常に高い値です。ある実験でわかったのは、17000ユニットのビタミンDが大匙1杯のキャビアに含まれています。魚介類、魚卵、脂っこい魚、昆虫、バター、卵黄、内臓肉、鳥の脂肪、豚の脂肪にも豊富にビタミンDが含まれています。私たちの食事にはこれらが含まれていたのですが。もちろん、この動物たちが日光にあたっていたら、です。しかし、これらの食物の悪魔化と農業の産業化により、ビタミンDは減少しました。その結果が今子供に現れてきています。私は母乳の擁護者ですが、母親はビタミンD豊富でなければなりません。そうすれば子供も十分なビタミンDを得ることができます。


ビタミンDはビタミンAと同様、身体の形成、ミネラル代謝、筋肉の緊張、に必要です。食事にビタミンDが豊富であれば筋肉を鍛えなくても筋肉ができます。自然に。健康な皮膚、インスリン産生。スカンジナビアでの研究で、赤ちゃんを二つのグループに分け、一つのグループには1歳までの間に肝油を与え、他方のグループにはタラ肝油を与えず、そのほかは何の食事のアドバイスもせずに成人しました。結果として、タラ肝油を与えたグループでは糖尿病がゼロでした。肝油で健康的なすい臓ができたのです。すい臓が多くのインスリンを出します。免疫系、神経系、細胞機能、良い気分になる化合物、エンドルフィン、自然の大麻物質、アヘン物質を体が自然に出すはずで、脳のレセプターがありますが、それはすべてビタミンDに依存します。最後に、長寿です。


総合ビタミンD、ビタミンD2について警告します。エルゴステロール(プロビタミンD2)と呼ばれるものですが、ある日、それがどうやってできるかを知りました。なぜそう呼ばれるかも。それは麦角菌に放射線をあてて作られていました。LSDの原料です。これは動物性のビタミンD3とは反対のはたらきをします。D2は、硬組織の軟化、軟組織の硬化をします。動物実験でD2は石灰症を引き起こしました。D2は、ベジタリアンの豆乳、ライスミルク、オートミルク、アーモンドミルクなどに含まれています。それでこれらの加工食品は避けたほうがよいのです。

29.1.11

ビタミンAとDは動物性から

栄養の伝統(5)Sally Fallon 1-5

サリー・ファロンのつづき (なお、使用している写真は、レクチャーに使われたものと必ずしも同じではありません。入手できるもののなかから近いものを選んでいます。)


プライス博士の研究により、伝統的完全健康人たちの食物にビタミンとミネラルが大変豊富であったということがわかっています。一日の最低必要量ではありません。ぜいたくに、多量に、栄養の密度の高いものを食べたということです。彼らの食事で非常に豊富にとったのは、まずカルシウムです。当時のアメリカ人の平均の4倍のカルシウム、またすべてのミネラルと有価ビタミンについても、非常に高い値です。そして、驚くべきことに、当時の米国平均の10倍の脂溶性ビタミンをとっていました。そのビタミンとは、最初にお話ししますが、ビタミンAとDです。


これらの伝統的健康食に重厚に使われたのがビタミンAとDです。これをどこからとるのでしょう?シーフードでは、魚卵、魚の肝臓、肝油、魚の頭は、非常にビタミンA豊富です。魚介類ビタミンD豊富、脂っこい魚、アザラシの脂肪は、プライス博士の発見した中でビタミンAの含有が最も高いものです。アラスカではこれをコップに入れて飲んでいました。


陸の動物では、昆虫類、バター、クリーム、卵黄、肝臓、内臓、動物性脂肪(その動物が、日光を浴び、緑草を食べていたら)。外で日光にあたっていれば、これはビタミンDのすぐれた栄養源となります。牧草を食べていたら、ビタミンAの宝庫となります。だからこそ、ウェストンAプライス財団では、放牧と栄養高密で高脂肪の食物を非常に重要視します。


それらはこれまで私たちが悪者扱いにしてきた、食べたら悪い、危険とされている食べ物です。アメリカもイギリスも政府が私たちに食べさせないようにしている食べ物。バターやクリームは、ひどい飽和脂肪です!卵黄はコレステロールが高いです!肝臓は毒です!数年前、イギリスではレバーを食べるなという運動がありました。覚えていますか?新聞にも大きくのっていました。そして、動物性脂肪を食べるのは犯罪なのです。


こういうものを食べるのは「いけないこと」だと思ったと人々はいいます。この悪魔化キャンペーンは非常によく理解され、宗教化しました。こういうものを食べるのは罪深いことだ、と感じるのです。


最近の犠牲者はシーフードです。今度は、シーフードには水銀が多く含まれるといいます。


私も、水銀を多くとることがよいことだと思いませんが、ナターシャがあとで説明しますが、私たちの消化管が健康なら、水銀に対する防御が体にあります。また、水銀は、常にシーフードに入ってきました。水銀は海にあり、火山からくるものです。


私の話の根幹は、健康のため、ここにあげたものをできるだけたくさん取り入れる必要があるということです。私たちが避けるように言われてきた食物です。


プライス博士によると、ビタミンAとDは、活性化剤です。これらの脂溶性活性化剤がなければ、ミネラル欠乏で死に至るでしょう。体をレンガ造りの寺院や家の建築にたとえると、レンガがミネラルで、モルタルが脂溶性活性化剤であるビタミンAとDです。堅固な建物を作るには両方が必要です。


これらの脂溶性活性化剤については、多くの神話、誤解があります。その一つは、ビタミンAは野菜からとれ、というものです。野菜、果物を食べなさい、と。これは完全な誤りです。生化学の教科書にはこう書いてあります。ビタミンAは、動物性脂肪、動物性食物からしかとれない、と。


植物におけるビタミンAの前駆物質はカロチン、βカロチンです。これがビタミンAに最も容易に変わるものだと言います。そのとき、分子を分解し、酵素を使います。この酵素を用いた転換に関しては非常に理解がうすい。分子一つ分のビタミンAの形成に12から50の酵素が必要です。最近のイギリスの研究では、女性の40%は、遺伝的にこの酵素転換を行うことができない。これができる人間もいます。しかし、動物に比べると乏しいものです。


この過程には胆汁が必要で、分泌のためには脂肪をとらねばなりません。ニンジンのみでは、ビタミンAを十分に取ることは不可能です。バターやクリームを入れなければ。そうすると本当においしくなります。クリームやバターは、ニンジンからのカロチンをビタミンAにするのに必要だからです。酵素、ホルモン、ステロイドホルモン、ビタミンA,Eへの転換が困難であるということを知りません。一つわかるのは、赤ちゃんは、カロチンをビタミンAに転換できません。ニンジンやニンジンジュースを上げても肌がオレンジになります。ビタミンAに転換できないからです。しかし体の機能のためには大人よりも多くのビタミンAを必要とします。それで、生まれて最初の離乳食は、レバー、卵黄、クリーム、バターで、野菜はもっと後です赤ちゃんは野菜を消化吸収するのは難しいです。キレート化合物である分子を分解するのに多くの種類の酵素が必要です。また、ビタミンAを多量に必要とするもう一つの理由は、成長に大変重要だということです。


また、この転換が難しいもう一つのグループは、糖尿病の人です。糖尿病は、腎臓, 網膜、治癒回復機能などに問題があり、ビタミンAの不足があります。彼らはカロチンをビタミンAに転換できないので、高質の高脂肪食が必要です。これをしないともっと重症化します。その他、ビタミンA転換を阻止するのが、殺虫剤、その他の毒素です。毒素のあるカロチンを多くとると、すべてのメカニズムが停止してしまいます。それで、最適の条件化でも、植物からのカロチンは、最適な健康のために十分な栄養源ではありません。それで、ビタミンAは動物性食物からとらなければなりません。


ビタミンAは、タンパク質の合成に必要です。ビタミンAがないと、タンパク質ができません。それで、赤身の肉や皮を取った鶏ムネ肉、スキムミルク、卵黄をとった卵白、こちら英国では知りませんが、米国政府が卵白だけのスクランブルエッグを奨励しています。随分まずそうですね・・・あと、プロテインパウダーはみんながとっています。タンパク質です。タンパク質が体に入ると、体は、「タンパク質!ならビタミンAがないと使えない!」といい、肝臓に蓄積したビタミンAを要求しビタミンAの枯渇が即刻起こります。プロテインパウダーの摂りすぎでビタミンA欠乏症がおこります。伝統的な人々はこれを本能的に知っており、赤身の肉だけなら絶対食べないように、とされていました。必ず脂肪をとらなければなりません


スキムミルク、低脂肪の乳製品を多くとるとどうなるでしょう?ビタミンAがなく、カルシウムがたくさん入った場合。カルシウムが間違った場所へいきます。適切な場所へ行かず、関節、軟組織、動脈へ行きます。多発性硬化症とはなんですか?カルシウムが動脈へ行ったのです。コレステロールではなく、カルシウムが動脈にたまるのです


ビタミンAは、適切な発達と出産時欠損からの防御に必要です。今日、幹細胞のことがわかってきました。幹細胞は、何の臓器にもなる細胞です。これに何をすべきかを伝えるのはビタミンAです。女性が妊娠し、ビタミンAの十分な蓄積がないと、心臓の形成がうまくいきません。それで、流産や、赤ちゃんに心臓の異常が生じます。それで、妊娠の間中、幹細胞が臓器になるのにビタミンAが常に多量に必要です。


すべての内分泌系、特に甲状腺、免疫系、性ホルモンとストレスホルモン、健康な目、皮膚、骨、脳の機能に必要です。最近のすばらしい研究によると、ビタミンAは、課題の達成のために必要とのことです。計画し、思考を整理して実際に課題を達成すること。現代生活で大変重要です。


体には多くのホルモンがあります。そのほとんどがコレステロールから作られます。今日はコレステロールの話はしませんが、体に非常に重要です。性ホルモンのすべてはコレステロールから作られます。コルチゾン、副腎皮質ホルモンのすべて。これらは、ミネラル、グルコースレベル、ストレス回復機能の調整に使われるもので、すべてがコレステロール。これらは体にビタミンAを要求します。表にある矢印の部分は、酵素を必要とする部分です。たとえば、「治癒」という言葉を使いますが、劇的なホルモン異常の治癒がタラの肝油の大量投与で可能です。ビタミンAが豊富です。よりよい機能回復、グルコース代謝にビタミンAを投入することで、ホルモンができます。


トランス脂肪は偽物の脂肪ですが、これらの転換過程を妨害します。それで、今日ビタミンAを豊富に含む動物性脂肪をとらずに、植物油で代替した場合、ホルモン異常の病気が大流行します。炎症、やストレスが増えます。


ビタミンAは次のようなもので枯渇に追い込まれます。ストレス、だれもストレスはいりませんよね。ビタミンA値が高いと、ストレスは爽快であり、ビタミンAが足りないと、あらゆることがストレスに感じます。タンパク質過多、寒さ、発熱も枯渇につながります。子供が発熱することは重要です。発熱は免疫系を刺激し、多くの発達を進めます。今日子供の発熱に対処する方法の最悪のものは、解熱剤です。子供の熱で確認すべきは、子供のビタミンAです。ビタミンAが足りないと、視力喪失やけいれんにつながります。それで、肝油、目薬、スムージーに卵黄を入れたりします。筋肉の鍛錬。競技の選手たちが炭水化物のみをいっぱいとると、疲れてしまいます。そして、毒素にさらされること。これらもビタミンAを非常に枯渇させます。(1:04:40)

27.1.11

コレステロールの重要性

サリー・ファロンのスピーチ (@ワイズ・トラディションズ UK会議 2010年) (使用している写真は必ずしも当レクチャーで使用されたものと同じではありません) Sally fallon 1-4

栄養の伝統(4)
動物性食品からくる栄養素

次のような多くの栄養素は動物性食品だけに見られます。


ビタミンA,Dは、動物性脂肪に多く含まれます。これについては、あとで詳しく述べます。


コレステロールは、体に悪いと言われますが、実際は子供の成長に必要な栄養素です。子供は脳と第二の脳の形成に十分なコレステロールを作ることができないのです。第二の脳とは、ナターシャが話しますが、腸です。腸は脳と同じぐらいの神経細胞が多い組織です。このどちらもコレステロール豊富な臓器で、この適切な形成と働きのためには多くのコレステロールを必要とします。


それで、赤ちゃんの食べ物、妊娠中の女性の食べ物は、コレステロール豊富でなければなりません。B12も、動物性食品からしかとれません。ある特定の脂肪、EPA,DHA、AA(アラキドン酸)は、脳機能に非常に重要です。これも、動物性食品からのみ取り入れられます。


植物性食品からも多くの栄養はとれますが、動物性食品からの方が取り入れやすくなっています。カルシウム源は伝統的には二つしかありませんでした。一つは、生の乳製品、もう一つは、魚の骨です。乳をあまりとらなかった食文化においては、魚の骨のスープです。アメリカの先住民やその他の文化では、水よりも魚のスープをよく飲みました。水を飲むのはよくないとされたからです。

アジアを考えると、典型的な食事では魚でだしをとり、一日を出発します。このようにカルシウム豊富な食物に重点が置かれていました。

B6,マグネシウム、鉄、亜鉛、銅はすべて動物性食物でより多く入手可能です。亜鉛は、植物から集めることは不可能です。植物では、これらのミネラルはキレートされており、分子のような形になっています。それで、体は多くの酵素を使って、これらのミネラルを遊離させねばなりません。それらは動物性食品の方がずっと入手可能な形になっています。


B12は、動物性食品のみからとれる非常に重要な栄養素です。この不足があると、初期には、疲労感、手や足の刺痛、睡眠障害、不合理な怒りが現れます。いつも誰かが止めに入らなければならないなどのことがある場合は、B12をよく考えてください。この不足がさらに進むと、症状も深刻化します。精神障害、うつ病、脅迫神経、躁うつ病、アルツハイマー病、かなり多くの症例でアルツハイマーがB12欠乏症に関係があることが示されてきています。また、その他の身体的病気、多発性硬化症、心臓病などにも発展します。



この会場に、ベジタリアンの方はいらっしゃいますか?はっきり申し上げておきますが、毎日ステーキを食べようと言っているのではありません。この食事法は、肉をいっぱい食べようという内容ではありません。肉よりも動物性脂肪を多くとりましょう。亜鉛不足の方についてはよく赤身の肉を食べなければなりません。ただ、肉を食べていないことが、道徳的により崇高とは言えません。私たちの身の回りは、と殺された動物たちからとったものに囲まれています。ワックス、化粧品、せっけん、プラスティック、現代建築資材、などは牛からとっています。飛行機に使われる水素付加されたブレーキ液、電話の部品に使われる膜、などはビーフのゼラチンから作られます。これらすべてのものは、と殺された、殺された動物から来ています。



過去にはもっと多くのものを動物に頼っていました。今日では肉のみならず、皮革、毛皮、骨を使った道具、これは物質世界に住むうえで自然な成り行きです。生物世界では、すべてがほかの何かを食べています。私たち人間が死ねば、虫の餌になります。これが物質世界のリサイクルの常です。



ベジタリアンの起源


それではここで、現代流行中の低脂肪・高繊維のベジタリアン運動の原点についてお話しましょう。


アメリカでは、米国ベジタリアンソサイエティがシルベスタ・グラハムによって創設されました。彼は穀物をまるごと食べる、ホールグレイン・ベジタリアン食を唱えました。その理由は、道徳的なものからで、純潔と、肉欲の抑制のためでした。彼の説教では、過剰な性欲は病気の原因であるとするなど、あまりいい人ではありませんでした。男の子は固いベッドに寝るべきで、母親が一緒に寝たり、ハグしたりすると、性感情を呼び起こすので、よくないと言い、性欲が現れた青年たちに対する徹底的な解決法などを作りました。


彼の後継者はジョン・ハービー・ケロッグで、高繊維ベジタリアン食を提唱し、二大悪として、便秘と自然の性欲をあげ、既婚での性行為を否定しました。この人たちは完全に狂人の部類です。その後性革命がおこり、現在では、自然の欲求を抑制すると、精神的な異常をきたすと言われています。それで、この性の抑制の部分はなくなったのですが、食事法のみが残り、依然として国家政策の一つです。自然の欲望を抑制すると起こるのが拒食症です。このような食事法を、私は、ピューリタン的食物と呼びますが、この食事法に長い間とどまることはできず、人々はポルノ的なものをとって食べるようになります。これが古き良きホールサムな食物です。(51:14) つづく

超健康な伝統人の食原理


栄養の伝統(3)
サリー・ファロンのスピーチまとめ 1-3
(写真はレクチャーに使われたものと同じではありません)



今日はある重要な疑問にこたえたいと思っています。



「健康的な食事法とは何か?」


多くの人々が大変混乱しています。そして、いろんな人たちがまったく相反する食事法を「よい」と提案します。間違った、破壊的な食事法を含めて。よい食事法とは、アトキンズ食のような多くの肉を食べるものでしょうか?ビーガンやベジタリアンと言った、野菜のみ食べるような食事法でしょうか?それとも他の「作り上げられた」食事法でしょうか?それらは、私が思うに、毎日毎日大家族を養わねばならないような人々が作り上げたものではありません。そこでは毎日同じようなものを大量に必要としたでしょう。




リサ・シンプソンというTVキャラクターは、とても賢い女の子ですが、リサでさえ、理解できないのが、「いったいどれが健康的な食事法なの?」という問いです。





アメリカ合衆国政府が定めた食物ピラミッドというものがあります。確実に、英国でも同じようなものがあると思います。米国のものは、6~8人分の高炭水化物食です。この結果、ピラミッド型の人々が増えすぎました。この食事法は、「科学」に基づいていません。これはUSDA(米国農業省)の農業政策にもとづいています。彼らの責任は、農産物を売ることです。それで、この食事法が作り上げられ、非常に明らかな災難をもたらしています。


この食事法で大きくなった人々には、学習障害、行動障害、感情的問題、不妊、慢性疾患の急増、が結果としてあらわれ、さらにこれを続けることは、棺桶にくぎをうつ行為です。


そこで、真に健康な食事法を探したウェストン・A・プライス博士の研究結果に行きます。


さきほどの話では、かなり、相異なる例が出ました。


真に健康な人々の行った食事法とは、




・野菜、植物をとらなかった


・野菜をふんだんにとった


・動物を多くとった


・動物をあまりとらなかった


・乳製品を多くとった


・穀類を多くとった


・・・


ここから何がわかるのでしょうか?


私たちは、健康的な伝統食を研究し、11の原理にたどり着きました。


この原理を知り、ご自分たちの地域で、手に入れやすいものを探してください。あなたの経済状態、あなたの好み、子供の好みなどで考えるのです。家族のだれも好まない食事を準備しても無駄です。しかし、うれしいことに、この原理で紹介する食物はとてもおいしく、満足のいくものです。


第一の原理:加工食品、変性食品ゼロ


プライス博士の時代、この加工・変性食品リストでは少ないものでした。


加工された白砂糖、白い小麦粉、植物油、缶入り食品、コンデンスミルクです。植物油は、人類史上最も新しく導入されたものです。


現代ではそれに加えて、(ハイ・フルクトース)コーン・シロップなどがあり、これは完璧な有毒製品で、特に子供の発達に有毒です。

白い小麦粉はまったく中身のない西洋食の根幹です。

ライス・ミルク、スキム・ミルク、これらはもう食物ではなく、最も価値ある栄養が抜き取られています。

水素付加された油脂、加工された植物油は、巨大な災難をもたらしていますが、動物脂肪を完全に追い出しました。これらの産業は50年、60年かけて動物脂肪を悪魔化するのに成功したのです。私たちの研究では、現代の加工植物油は非常に危険であることがわかりました。

また、特に、タンパク質の粉(プロテインパウダー)には懸念しています。後述しますが、人々には不要のものです。西洋食の問題はタンパク質ではありません。西洋食には多くのタンパクがあります。また、その他

添加物、着色料、などの問題があります。これらの化学物質は体に入るべきではありません。


「Life in its fullness is Mother Nature obeyed.」プライス博士


「十分な生命は、母なる自然に従う」というプライス博士の言葉があります。現代の科学の態度とは完全な反対の立場です。現代科学では、「自然は偶然このように現れてきている。これは脅威である。間違いが多い。自然を修理し、変えねばならない」と言います。


プライス博士は、「我々は自然の一部である、十分な生命を生きるには、自然のルールを理解せねばならない」と言います。


これら加工食品は、母なる自然の与えたものではなく、工場の作ったものです。これらをもう修正することはできません。オメガ3や6を入れたり、ファイト栄養(生物学上活発である植物から得たが栄養食品ではない化学物質)を加えたりしますが、完全なクズです。そして、これらのタイプの食品を食べ続ける限り、あなたは十分な生き方をしないでしょう。人生で完成したいことを完成できないでしょう。



第二の原理:どの健康な伝統食にも動物性食品が必ず含まれている


プライス博士にとっては、これは最大の失望でした。彼は、植物性のみが一番よいと思っていたのです。彼の発見では、これらの伝統的健康人たちは、かなりの労を費やし、長い旅に出、危険をおかし、動物を捕獲し、それに最高の価値をおきました。彼の意見では、最も良いのが、魚と魚介類。しかも、身というよりは、魚油、骨、内臓、頭です。彼の研究では、最も強固な骨格の人々は、シーフードを食べた人たちです。


そして、は多くの文化で食べられました。鶏、鴨、ガチョウなど。そして太った脂肪の厚いものをほしがりました。脂肪をとったムネ肉ではなく。内臓、脂肪、皮などです。木の実は残しておいて鳥たちを太らせました。


赤みの肉も多くの文化で食べられました。ビーフ、ポークなど。しかし、猟が多いときは赤みの肉は捨てて、犬やジャッカルにあげました。人々は、脳みそ、骨髄、タン、肝臓、動物のすべての脂肪はとっておき、少しの赤みをとっておき、乾燥させたりスモークしたりしました。


乳と乳製品。多くの健康文化で、生乳か発酵乳をとりました。卵、爬虫類、昆虫などもとりました。


動物からしか取れない栄養が多くあるのです。


(44:03) つづく

24.1.11

超健康人の聖なる食物

栄養の伝統(2)
サリー・ファロン・モレルのスピーチより(パート1-2) (写真は講義に使われたものと同じではありません)



プライス博士は南太平洋にも行き、島で十代の若者たちのはじけんばかりの表情に出会います。(右の写真:上の段)

私たちの知っている十代たちは、こんなふうには笑わない。(ピンク台紙の写真:左の4枚)このうれしさにあふれ、楽観的な笑顔。違う家族の人だが、みな似ています。栄養が非常にすぐれているため、内面がこのように美しく表現できるのです。彼らの遺伝子の最適の表現です。

出会ったある女性は90歳で、村には多くの老人たちがいます。彼らの平均寿命は知らないのですが、老人たちのために食物が蓄えられています。

この健康な南太平洋の島人たちの食物は、熱帯地方であり、野菜、果物が豊富、ココナッツという脂肪の多い果物、タロイモ、これは、炭水化物を多く含み、その保存・調理方法は発酵です。これらの文化では、人々は炭水化物を食べる前に発酵させます。食の基本はあらゆる動物、タコ、カニ、動物は全身食べるということ。カニはあらゆる内臓が入っていて黄色い部分は、ミネラルやビタミンが非常に豊富。カニの卵も食べるし、殻も粉にして食べます。何も無駄にしない。ブタは非常に重要な食物。地面に穴を掘り、地下の穴でローストします。脂肪、内臓など、すべてを食べます。こちらの青年はおいしい海のイモムシを食べています。聖なる食べ物は、大きな危険を冒してとらえるサメの肝と肝油。これは子づくり、妊娠、成長に非常に重要と考えられています。サメの肝は、サメの腹に入れ、木につるして発酵させます。それからしたたり落ちたのがサメ発酵肝油です。これが彼らにとって非常に重要なものです。


ここでも彼は同じようなパターンを発見します。文明が入り始め、食物がかわることによって、虫歯、苦しみが訪れ、次に生まれる世代は狭い顔幅で、歯にも変形ができます。(右の写真:下段)そして現代的健康問題。それはうつ病や行動の問題。そして、未開人にあった楽観的表情は失せ、不快な顔になります。(ピンクの台紙の写真、右側)

だまされた、やられた、そんな顔をしています。その通り。彼らは生命の権利を侵されたのです。肉体の完成という点で。この星に生まれるすべての子供は、肉体の完成という権利を与えられています。人間は、魅力的になるようにできています。若者は魅力的になりたいと思うものです。それが設計図に書かれています。しかし、今日、建築資材は、その設計図に最適なものではないのです。


正常な骨の発達がわかる写真もあります。未開食人と現代食人の顔のつくりの違いがわかります。現代食を食べた両親から生まれた方は、顔幅が非常にせまくなっており、歯が混んでいます。頭蓋骨につるされた骨格が、生きるために自ら調整して狭くなった形です。


建築のアーチと歯科的アーチを比較しますと原理は同じです。広く大きなアーチの建物は、しっかりと安定した柱がつきものです。非常に強い資材、すなわち骨です。こちらの広いアーチが未開食人の成人の歯科的アーチにあたり、狭いアーチは現代食人の歯科的口腔骨です。強さ、美しさ、秩序が広い方にはあります。狭い方は、弱さ、退化、混沌、プライス博士は、肉体的(degeneration)退廃と呼びました。動物実験によると、その種の動物に適さない食事を与えた場合、人間も含めて、第一世代で、骨の弱化、顔の構造が狭くなり、慢性疾患の始まりがみられ、第二世代までに、重篤な病がおこり、行動の変化が現れる。猫の実験では、メスが攻撃的になり、オスが従順になります。第三世代までに、死に絶えます。メスは不妊となり、若者は成熟しません。私たちは西洋でこのタイプの現代食が始まってから第3代目にあたります。私たちの世代には多くの割合で不妊があり、若者たちの間に深刻な病が急速にはびこりつつあります。


米国で現代のほとんどの子供が歯列異常の様々な例に直面し、矯正歯科に連れてこられます。矯正は高価ですが、歯列のみ矯正が可能ですが、体のほかの部分は矯正できません。歯科医は、その原因を指くわえや遺伝だと信じています。しかし、遺伝ではありません。栄養の問題です。


栄養不良で最初に影響されるのは、全身の中で、上あごの骨です。これが広い頬骨になります。頭骨のすべてはこの上あご骨に触れていて非常に重要です。次に影響をうけるのは、下あごの骨です。上あご骨が健全で広いと、非常に魅力的な顔になります。


こちらの写真の女性は1920年代に生まれ、(35:16)自然のまっすぐに生えた歯で、美しい女性です。彼女は、タラの肝をつめたタラの頭や海のイモムシなどを食べなくてもこの美しさを得ました。彼女の食物は、放牧された牛の生乳、たくさんの生バター、生クリーム、魚介類、魚卵も大事として食べていたし、肉のスープ、果物、野菜でした。これら西洋食を食べて、遺伝子の最高の形を表現できています。正しい農業でできた正しい食物の選択をしたのです。


こちらは中米の典型的な子供たち。(36:25)正常な顔骨格の発達が見られます。値段の高い西洋食はありませんが、明らかに「よい」食事をしています。ヤギの生乳、シーフード、内臓、など。裕福でない人々で、内臓をよく食べるのです。それには通常の肉の10倍から100倍の栄養があります。昆虫類も世界中で食べられています。あと、チーズ、コメ、豆類です。ここの食物は植物が土台です。しかし、食べている動物食も大変栄養があります。


これと対照的なのが、西洋の現代食人。狭い顔で、誰もが歯をまっすぐにするのに、矯正器具を必要とします。子供たちに、アレルギー、ぜんそく、ガン、関節炎も増えています。(36:35)







これはウェストンAプライス財団の提唱する食事法に従った両親から生まれた赤ちゃんです。

栄養的な準備を十分に行った両親。母親は妊娠中と授乳中、そして離乳食に非常に気を使いました。この赤ちゃんたちは、生まれつき健康で、問題がない、泣かない、早く話し始める、いうことをよく聞く、月齢より早く発達する、未来への希望です。今日も多くの若い女性たちが見えていますが、みなさんが未来への希望です。実際、未来を握っています。これらの問題を本当に解決できるかどうかは、みなさんの食生活にかかっています。このメッセージを心にとどめてくださるかどうか。そして、残りの人たちは、彼女たちをどのようにサポートすればよいか、彼女たちに、よい食物、道徳的、経済的サポートをどのようにして行うか。それが私たちの優先問題ではないでしょうか。誰が未来を背負いますか。世界の若い女性たちです。38:19




18.1.11

超健康人の食物

栄養の伝統(1)



栄養ではぐくむ伝統食 (1)
http://vimeo.com/14089342

(註:2016.11 現在では 次のサイトで視聴可能。https://www.youtube.com/watch?v=7ixsBn_lfXE)

サリー・ファロン・モレル のスピーチより(パート1-1) (写真は講義に使われたものと同じではありません)


ワイズ・トラディションズ会議 2010年 UK

ウェストン・A・プライスは、1920年代30年代にオハイオ州クリーブランドで歯科医をしていたが、常に、疑問があった。
その第一は、「私の患者たちは、なぜ皆病気なのか?」この問いに対する答えを探すため、彼はナショナル・ジオグラフィックのカメラマンであった甥を連れて、世界の奥地と呼ばれる場所に旅に出る。

まだ道路の通っていないスイスの村。狭い山道を通りたどり着いたその村で、「あなたがたが文明を必要とする何倍も、文明はあなた方を必要としている」と説得し、研究への協力を得た。そこに集まった人々40数人の中に、虫歯のある人は一人であった。彼らはもちろん歯磨きの習慣はない。あごががっしりしていて、歯がまっすぐに生えている。頬骨が高い。体格がよい。スイスの国内競技でも上位に入る人々がいる。女性は美人だ。


ヨーロッパ全土で結核が健康問題の第一位だった時代、この地域で結核になった人はいない。

彼の第二の問いは、「健康な歯、健康体を持つ人々は何を食べているのか?」

それは、当時結核の原因とされていたローミルク(生乳)、それからつくったロー(生)バター、生クリーム、生チーズだ。夏場に作ったライムギでサワードウを作り、典型的な昼食は、サワードウブレッドに二倍分厚い生チーズスライス。世界的にも、健康なことで知られる民族は、穀物と生乳を食べている。また、週に一回ほどは動物もまるごと食べる。脂肪、内臓、すべて無駄にしない。夏場には野菜もあるが、年間を通して、穀物と生乳が彼らの主食である。

彼は常に対照実験として、その村に近いところにあり、道路が通り、現代化された村に行き、同じような研究をする。この近隣の現代化された村では、38%が虫歯。そして、現代食をとった親の子供は顔の輪郭がせまく、あごの骨格がせまくなっている。

虫歯や歯並びが悪い。つまり、道路が通った時から、店ができ、彼らは加工食品を食べ始めたのだ。プライス博士が呼ぶところの、中身はからっぽだが、伝統食を追い出す食べ物だ。また、結核も大きな問題となっていた。
次に行ったのは、アイルランドの海に浮かぶ孤島。ゲール族の人々である。彼らも現代社会とは無縁で、健康そのものな人々。動物はいないので、肉も卵も乳製品も食べない。果物も野菜もない。ブロッコリもない。彼らの食事はシーフードだった。すべてが海で取れるもの。唯一の野菜は、海草。島ではオート麦がとれたので、それを使って料理した。

プライス博士の発見では、これら健康な村には、ある聖なる食物が必ずある。子供を作る前の男女、妊娠した女性、出産して授乳している女性、成長期にある子供がそれを食べることが重要だとされている。現代では完全に忘れられていることだが、子供を産み育てるためにはさらに追加すべき栄養があることを彼らは知っている。いつも食べているものや、一日分として許されている量のほかにである。しかも、ちょっぴり多くではなく、たっぷり多くである。

スイスの村では、それは特別なバターであった。牛が放牧に出されて最初にだす乳で、オレンジ色をしており、実際、これを供え、祈りをささげるという儀式もあった。

海に浮かぶゲール族の村では、タラの頭にオート麦とタラの肝をつめたもの。これが子供たちの朝食である。

次に行ったのはあるアラスカの村で、村人たちは体の剛健さで知られている。幅広く美しい顔の輪郭、歯列の異常がない、子供は強くたくましく、好奇心旺盛、めったに泣かない。栄養の良い子供は泣かないのだ。そこでは過去30年間、結核や関節炎、癌など手術が必要な病がなかった。歯を調べるとよくかけた歯があった。彼らは獣の皮を噛み切り、砂の付いた穀物を噛むが、そんなかけた歯も虫歯になっていない。彼らをプリミティブ(未開人)と呼ぶが、プライス博士は、心からの尊敬をこめて呼ぶ。彼らが私たちに与えてくれるものはあまりにも多い。彼らに学ばなければ、現代人は文明とともに死ぬだろうと言う。彼はまた、のちに加工食品を食べるような文明を村々にもたらした宣教師たちに対してある意味批判的になり、「自分はこの村で教えてもらった食べ方を文明人に伝える宣教師として来た」といった。

現代化されたアラスカ人は現代食を食べ始め、歯列が悪くなり、虫歯が増えた。歯医者のいないところでは、どんなに大変だっただろう。歯が悪くなることで、食物を噛みすぎたり、噛まなさすぎたりして、取り入れるべき栄養を取ることができず、それが多くの病気につながった。

未開のアラスカ人、エスキモーたちの主食は、アザラシの脂肪で、料理やドレッシング、食品の保存に使い、誕生日にはホイップしてベリー類を乗せてお祝いした。この食事のカロリーの85%は脂肪で、高脂肪食。彼らは小さい野鳥はよく食べた。海の哺乳類、陸の哺乳類、唯一のきまりは、赤身の肉を絶対食べないということ。赤みは乾燥させて、脂肪を塗って食べた。これが私たちの発見だ。未開の人々は皮を取った鶏の胸肉を絶対食べない。あるいは、赤みだけの厚い牛肉も。こういうものを食べると病気になることを知っている。また、魚を発酵させて食べる。この発酵というものが、どの文化にもあり、力やスタミナを与えてくれる。アラスカ人にとっての聖なる食物は、魚卵で、それを日干しにする。「どうしてこのようにして食べますか?」と聞くと、「子供を作るのに必要です」という。つまり、子供を産み育てるのに特別な栄養が必要だと知っている。妊娠前、妊娠中、出産と子育てに不可欠なのだ。

こちらの写真はフロリダ周辺にいたインデアンの人々で、プライス博士は、ほかの民族が流入する前にここに尋ねることができた。この写真をみると、高貴な顔立ち。みな王子や王女のようだ。栄養良好で、遺伝子の表せる最高の表情を出すことができる。

体を家や寺院にたとえるなら、どの建物にも青写真がある。それが遺伝子やDNAというもので、創造主からの贈り物。私は遺伝子異常というものはそもそもないと思う。私たちには完璧な青写真がある。その青写真が最高に表に出してあらわされるかどうかは、その建設に使われる資材によって決まってくる。どんなに設計図がよくても、安っぽい資材、少ない資材しか使えないなら、設計図通りのものはできない。小さめになったり、狭くしたりせざるを得ない。この右上の族長の姫とおなじ系列のこちらの写真の人は、両親が食事を変えた後に生まれた。設計図は同じだが、資材が違う。顔の幅が狭く、歯が生えるスペースが狭い。これは、体のあちこちに損傷がくるというサイン。





「歯を見ればすべてがわかる」という表があります。歯がまっすぐに生える骨格には脳下垂体、松果体、視床下部が入る。ここが衝動制御の場所。今日、衝動制御のない子供が増えている。頭幅が狭く、栄養状態が悪いと、この内側の臓器が損なわれる。 歯がまっすぐな人は体の骨格がしっかりとして、よい筋肉で、視力、聴力がよい。心臓、すい臓、肺などの内臓がよく形成される。肺の表面が広いと、病気に抵抗力が大きい。そして、脳も。よく神経がつながりやすい。学習がよくできる。学習のつながりやすさと感情のつながりやすさは関連がある。脳には「気分がよくなる」化学物質のレセプターがあり、マリワナ、アヘン、などと似たもので、健康な人は、一日中、気分が自然ハイである。そして、完璧な割合で存在するので、副作用がない。この薬物に中毒になる人々は、そういう化学物質がないので、少なくとも瞬間的にでも、あるべき「幸福感」をなんとかして得ようとする。


歯がまっすぐの人は、骨盤の開きが大きく、赤ちゃんの頭が通れる。帝王切開の必要がない。私は帝王切開に反対するわけではない。ほとんどの場合、これが必要な手立てだろう。これがなければ、出産が非常に危険なものとなる。


まとめると、歯列が込み合って歪んでいる場合、骨格もゆがみ、聴覚、視覚がそこなわれ、運動機能もうまくはたらかない。臓器もうまくはたらかない。そこにうつ病や精神病がともなってくる。脳も臓器であり、栄養が必要。骨盤の開きが小さく、出産が危険となる。


つづく

End of Sally Fallon Part 1-1

28.12.10

当ブログについて。周辺事情

キャンベル・マクブライド医師のホームページの翻訳文を載せますので、GAPSについての理解の糸口として下さい。また、翻訳者は、他分野で翻訳、通訳の経験はあるものの、現在子育て中の一主婦でありますので、専門的用語の選択について、専門家からのアドバイスを広く歓迎いたします。(ちなみに、私の不得意分野は、理科と家庭科です・・・)

また、訳文は、翻訳者本人が家族のための食事を作るうえでの参考のために作ったドラフト的なものですので、よりよい訳語が見つかった場合や、参考にしているウェブページの内容や用語の変更が確認されれば、予告なく内容を変更します。

それでは、まず、http://www.gaps.me/ の翻訳(私訳) を掲載しますので、皆様の「患者さん」のケアのために参考になさってください。

腸心理症候群(GAP症候群、GAPS)とは、消化器と脳の機能の間に連携が成立する症状です。

2004年にこの用語を作ったのは、ナターシャ・キャンベル・マクブライド医師(神経医学修士、人間栄養学修士)です。それまで医師は数多くの神経心理的症状のある子供や大人を治療してきました。

腸心理症候群のなりたちと健全な栄養療法でいかに効果的に治療するかについては、キャンベル・マクブライド医師の著書「腸心理症候群。自閉症、ADHD/ADD, 識字障害、運動障害、うつ、統合失調症のための自然療法」(仮名)"Gut and Psychology Syndrome. Natural treatment for autism, ADHD/ADD, dyslexia, dyspraxia, depression and schizophrenia"をお読みください。